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講演録

講演録は、会報誌『interface』や別冊にタイプアップされたものが掲載される他、音声を録音したCDも発売されています。 ARI BOOKSTOREへ
ここでは、2010年3月に静岡で行われた講演『これから10年の生き方』を特別に掲載いたします。

これから10年の生き方

2010.03.14 講演会2 in 静岡

浅野:どうも皆さん、こんにちは。こちらの静岡で時々話をさせていただいています。今日は前方に書きましたように〝これから10年の生き方〟、このようなテーマで今から3時間近く、一緒に見ていこうと思います。

予測あるいは展望、そういうことになってくると思うんですが、世の中にはこういったテーマでいろいろ予測をされたり、計画的なことを述べる方もそれぞれの立場と位置でおられると思うんですが、私の場合はちょっとアプローチが異なっています。それは学問的・理論的にというよりも、直感的な先を読みとれるような閃(ひらめ)きが働いて、まず先に結論がわかって、その後「なんでそういうふうに言えるのだろう」というのを、道筋をあとで見て確認するという方法を取っています。

過去のこともわかるんですが、未来のこともある程度わかります。もちろん現在のことも、そういう閃き的なことである程度わかります。ある程度って言いますのは、何もかもわかるわけではない、私の能力には限界があるっていうことなんですが、そればかりでなくて、必要なことで許されるならばわかるけれども、特に知る必要はないし、知らないほうが良い事は能力があってもわからせられない、わかることを許されないっていうような意味も含まれています。

過去や未来のことがわかる、過去がわかるんだったら未来のこともわかるんだろうと、そういうことなんですが、ただ全く勘に頼るだけかというとそうばかりでもなくて、ある程度は学んだり調べたりもしていますので、ただ「こうだろう」ということで無責任に言うことはしていません。私は理論的な面もある程度兼ね備えていますので、皆さんにも今日わかるように、できるだけお伝えしようと思います。

【未来はまだ変えられる】
過去と未来をわかることはそう違いはないんです。要するに、時間の制約から自由になれば、過去もわかるし未来もわかるんです。ただ過去はもう過ぎ去った、定まったことですけれども、未来はまだ来ていませんから変えられるというか全部は読めないですね、未来は。何故かというとそもそも決まっていないから、まだ。つまり、未来を読み取るって言っても、未来自体が決定はしてませんから、読み取りようがない部分がありますね。読みようがないわけです、そもそも決まってないことは。じゃあ全く未来は決まってないかというと、これまで人間がしてきた事や今しつつある事が着々と未来を作りつつあるということの限りでは未来もある程度定まりつつあるので、そこは洞察できます。定まりつつある、こうなる、なりやすいという事は読み取れます。

【変えるために明かす】
もっと大事なことがあります。それは予測や展望を今からお伝えするんですが、変える為に明かします。例えば、今から地震が起きるということを言うかもしれませんが、「あっ、起きちゃうんだ、大変だ」というふうに固定して捉えないで欲しいんですね。「放っておいたらそういう事が起きかねないから、そうならないように手を打って行きましょう。その為に今明かされたのです」、と言うのが私の役目なんです。

【予言の一流とは】
予言者って四段階あるんです。四流の予言者は人の弱みにつけ込んで、自分のほうに引き寄せるため、人を威嚇(いかく)するタイプです。三流の予言者っていうのは偽者(にせもの)で、でたらめを言うんです。だから当てにならない。そういうのは聞く必要が無いし、惑わされるだけです。

二流の予言者っていうのは当てることができるんです。しかしその未来の運命を変える力まではないんです。世間ではこの二流の予言者を一流ってみなしています。でも、私はこのレベルを一流とはみなしてません。二流とみなしています。何故なら、当てるだけは出来るけれども現実を変える力は備えていないからです。「当たった、すごい」じゃないんです。「予測はできたけれど、それを変えられなかったんだね」って私は言いたいわけですよ。

例えば、エジプトに昔、ヨセフという奴隷がいたんですけれども、ヘブル人でありエジプトに奴隷として売られて、その後、冤罪(えんざい)で牢獄(ろうごく)に入れられていた。そのヨセフという人は、王様が夢を見て不安に陥って、国中から夢解(ゆめと)きを出来る人を捜し、遂(つい)に牢獄に入れられていたヘブル人、イスラエル人ですね、ヨセフが連れて来られて、王様の夢を見事に解いて明かしてあげたと。7年の豊作のあと、7年の飢饉が起きる、そういう夢を王様は見たって教えてあげたわけですね。

王様は確かにそうであろうと直感して、「すごい男だ、夢をちゃんと解き明かせるんだ」と。「7年の豊作のあと7年の年の飢饉が起きるんだ」と。「当たったすごい」っていうので喜んだけれども、7年後から飢饉が国に襲うってことで不安も抱いたわけですね。

ヨセフはこの二流でなくて一流の方なんです。当てると同時に変える力も備えていたからヨセフは一流だったんですね。当てただけで変えられないんじゃ仕方がない。皆、「当たった、当たった、すごい、すごい」って世の中で騒ぐけれどもそんなの大したこと無いんですね。当てるだけだからちっぽけな器なんです。当て屋、透視家のレベルです。

一流の予言者、例えばヨセフのような人間は王様に登用されて、7年の飢饉に対策を講じて飢饉で困らないようにしてあげた。確かに7年後、7年豊作が来てそのあと7年の飢饉が予言通りやってきてしまったけれども、その為の手を打って、7年の豊作のうちに国中に備蓄しておいて、そのあと7年の飢饉が確かに襲ったけれども国は困ることなく、備蓄していた物で7年間の飢饉をしのげて、困ることにならなかったというふうに持って行けたわけですね。しかも、近隣諸国の人たちも救済してあげた。

これが大事なところです。予言出来る人というのは大したことないんです。政策出来る人の方が人間として一流なんですね。今日の話もそういう事が少し出てくることになると思います。例えば私も数年前、東海大地震を何度か予言しましたけれども起きなかったですね。起きるはずだったんです。予言が外れたんじゃないんです。分散して出て、地震のエネルギーが解消したから大きい形で起きずに済んだんです。外れたわけじゃないんです。でも人はそういうのは見分けられないですね。

未来の起きかねない忌(い)まわしい事を、祈りとかいろんな良い働きによって変えることが出来るんですね。そういう力を人間は与えられてるんです。超能力って言いますか、特殊な能力っていうのが人間にはあるんですが、過去に対しても、未来に対しても、透視したり霊視して正確に言い当てる、読み取れるっていう事も一つの能力の賜物には違いないけれども、それはちっぽけな能力なんです。

【人間の能力とは…創造する、生み出す力】
本当の人間の能力っていうのは創造する力なんです。現実や生きた人々を創り上げていくクリエイティブな能力のほうが透視能力より遥かに上等なんです。例えば、神様のお力っていうのは仏様って言ってもいいんですけど、私は一つの宗旨(しゅうし)、宗派でないから安心して聞いていただきたいんですけれども、神様っていっても良いし仏様っていっても良いんですけど、神様仏様の能力の最たるものは、透視能力とか霊視能力っていうよりも、創造する、生み出す力なんですね。クリエイティブな能力なんです。ですから皆さんもそういう創造力を神の子として授かってますから、今から怖いことも予測で言いますけれども変えることが出来ます。

ある意味で予言した時点でそのことは成就するんです。ですから起こさずに済むんです。あるいはどうしても起きねばならないこともあるんですが、それに対しては心を定め、対応できるように導くことが大切です。変えられないというよりも必然的にどうしても起きなければならないこともあります。さっきの7年の飢饉のように。どうしたって人間の力では消せない。起きることは起きる。ただ起きるにしても心掛けを作ったり、それに向けて対策を講ずることで困らずに過ごせるようになる。それが大事な所ですね。何がどうなるってことばかり言うのは二流なんです。そういう事を皆さん、わかってください。

今からいろんな分野について政治経済とか、生活とか、天候、気候、自然のこととかいろいろ言いますが、自分たちの身の周りの生活、生き方っていう一番身近な部分と、もう少し広く日本の今後の動きっていうのと、それからさらに世界の動きっていうものの三つにわたって向こう10年のいろんな分野とか方面の事を私がわかる限りお伝えします。その今から伝えることを聞かれる前に、ここまで述べてきた説明がすごく大事ですのでそういう観点で受け止めてください。

【これからの10年間は…試練・浄化・変革・激動】
向こう10年はやはり地球と人類にとって試練の10年間になります。広い範囲でまず述べました。これからの10年間は生易(なまやさ)しい10年間にはなりません。地球と人類全体にとって、これからの10年は試練の10年間となります。どういう10年間になるかと言うと、まず、お掃除、浄化ですね。人類にとっても地球にとっても、これからの10年はお清めの10年間になります。お清めする、浄化するような事がいろいろと人類と地球に起きてきます。

また変革する、変えていく、そういう変革する事が人類と地球全体にいろんな事で起きてきます。それぞれの分野で。科学技術にしても政治にしても経済にしても、一般の人たちの生活においても、変革する、変わっていくような事、変わるような動きが出るし、それから政策としても、変革していく、改革していくことへの動きが、各分野で世界的にこれから10年頻繁(ひんぱん)に起きてくるでしょう。

そういう心積もりでいてください。つまりこれからの10年は激動の10年になります。全般的に見て、安楽の10年にはならないでしょう。そういうつもりで、皆さんも生活していくようにしてください。激動の10年間になりそうなんですが、しかし、個人差は自ずと出てきます。国ごとにもある程度の差が出るし、さらに個人や家庭、各家庭ごとの差も出てきます。違いが出てきます。それは、その個人や国家の心掛け次第、また行い方次第によります。

【良い結果を招くためには】
現実というのは、その人の心掛けと実際の行いとで作り出されていきますから、心掛けと行いとを良くしていけば、良い結果を招いていって、将来を自ら保障することになります。ですから、全体の流れとしては、これから10年は激動の10年間なんですが、自身の心掛けと行い方次第で、それほど困ることはなく生き抜いていけます。

激動の10年と言っても、滅びる事は起きないでしょう。極端なことを言う人いますよね。楽観論者でも悲観論者でも。極端な楽観論も、極端な悲観論も、どちらも外れています。どちらにもなりません。ある程度大変な10年間になるけれども、例えば、地球と人類がこれからの10年の内に滅びるということは起きません。じゃ、将来はどうなんですかと、今日は10年って区切っての話になっているんですが、皆さん、だんだん気になってきましたでしょう。将来滅びるんじゃないかとか、10年は大丈夫だと言ったから、余計に心配になったんじゃないですか。

今「極端な悲観論も外れてます」と言いましたよね。これから10年だけでなくて、ずっと将来にわたってもそうで、非常に真面目で厳密に現状を分析(ぶんせき)したり解析(かいせき)したりする人たちは、もう日本は破産するとか、あるいは人類は滅びるとか、そういうことまで言う人もいますよね。

確かに、今エネルギー問題にしても、核兵器の問題にしても、地球の温暖化などの自然のダメージにしても、宗教の問題にしても、民族の紛争にしても、問題が山積みしてますから、確かに滅びるという可能性も真面目にいろいろ調べていくと、割り出されてくると思うんですね。でも、それはあくまで人間の頭でそれを推理してそういう結論が出てくるっていうんであって、実際はそうなるとは限らないですよね。

将来を予感するような能力というのは普通の人は持ち合わせていないし、昔の人の方がそういう感性を持っていたくらいです。現代人は論理とか、分析とか、インターネットを操作するような、そういうのは昔の人より長(た)けてきているけれども、一方、感性とか心の温かさとか、安堵(あんど)感とか、そういうのは逆に衰えてきて、ストレスが増えてきてますね。

最終的にも人類と地球は滅びません。でも、滅びないけれども、これから50年100年150年は、なかなか大変です。人類も地球も。ひょっとしたら、後50年後から100年後の間ぐらいで、人類の・・・こんな事言っていいんですかね、大丈夫ですか、皆さん・・・聞く用意できていますか?皆さんはもう生きていないと思うんですが、ただ皆さんの子孫は生きておられる時期ですよね。

たぶん、今から80年後とか130年後とかに、人類が半減するかもしれません。3分の1ぐらい減るか、半分近く減るかになる可能性が見えてます。何が原因で数十年後、あるいは百数十年後そういう事が起きるか、おそらく核戦争か、エネルギー問題でエネルギーが枯渇(こかつ)して次のエネルギーが生み出せないか、宗教戦争か、あるいは食糧危機か、そういう自然災害か核戦争かどちらかの可能性が高いですけど、70~80年後から120~130年後にかけて人類が激減するということが起きる可能性が私には捉えられます。

しかし、全滅はしません。ただ未来は決まっていないから、へたをするとほとんど滅びかねない可能性もあるんですが、全滅するということはまずないでしょうね。ノアの時代にも、アトランティス末期にも、一部の人たちは生き残りました。

あとなんですか、例えば、大昔、恐竜が栄えていましたよね。その恐竜が何で滅んだかと言うと、隕石(いんせき)が地球に落下して激突した事で、粉塵(ふんじん)が舞い上がって、恐竜が呼吸できなくなった。それで、あれだけ栄えていた恐竜が一気に絶滅したんです。隕石が地球に落下してきて激突する時のその衝撃というのは広島に投下された原爆の数千倍か、それ以上のダメージのようですね。それで、恐竜時代は終わりを遂げたんです。恐竜というのは、人間よりもずっと長く栄えてたんですよね。

人間はまだ数百万年しか生きていないですよね。特に今のホモ・サピエンスが栄えているというか、地球の中心の王者みたいなつもりで生きているのは、せいぜいこの数万年程度ですよね。恐竜はもっとずっと長く数千万年も地球に君臨(くんりん)してたんです。それでも隕石には勝てなくて、地球外からの衝撃が襲ってきて滅びてしまったんですね。将来地球にまた隕石が落下してきて、人類が絶滅するということも絶対ないとは言えませんが、その可能性はあまりないような気がしますね。

じゃ、その100年後ぐらいに人類が半減するような何か大きな災難に見舞われると、その後、どうなるんですかと。今日はこれから10年の話なんですが、ついでだから言わないと、皆さんも落ち着かないと思うんで言うんですが、その後それを乗り越えて、今から150年後から200年後ぐらいに素晴らしい世界が地球に訪れます。随分先ですね。2012年じゃないんです。2012年って2年後ですからね。

本当に地球に素晴らしい世界が訪れるのは、今から200年後ぐらいです。それは、私の勘で、そういうのが捉えられるばかりでなくて、正常に考えればわかるはずなんですよ。今の人類の抱えているいろんな問題とか世界状況、今の人類の程度とか目覚め具合とかからすると、これから数年でそんなに人間が急に上等になるということはほとんど起きないんですよ。

例えば、今から10年前、15年前に遡(さかのぼ)ってみて、10年前15年前からして、これからの10年15年で人間がどの程度ましになったり世の中が良くなるかというのを予測したとしますね。あんまり良くなってないわけですよ、現時点で。こうして迎えてみると。それでわかる通り、今の人間の程度で、これから数年で素晴らしい時代が訪れるということは起きないですね、残念ながら。

【良い社会や良い家庭や良い国が来てほしいならば、一人ひとり、気づいた人から自己成長、自己育成に取り組むこと】
じゃぁあっさり諦(あきら)めていいのか、と言うと、そうじゃなくて、今から一人ひとりがこれから話すような事に心がけていけば、少しずつですが、着実に人間が成長したり、清まったりして、人間一人ひとりが良くなって、その成長した度合いに応じたより良い社会を作るわけですよね。自然とか社会が先じゃなくて、一人ひとりの人間がつむぎ出すものが社会ですよね、皆の社会のあり方を。

家庭だってそうですよね。家庭というのが先にあるわけじゃなくて、一人ひとりの家庭を構成している家族がどんな状態にあるのか、その状態に応じてどういう事を行うかというのが規定されて、それによって、家庭の状況とか雰囲気が家族一人ひとりによって作られるわけですから、地球社会だって同じことです。

人間の程度の悪いうちに、社会自体が良くなるということはないですね。社会といっても人間が作るわけですから、人間に課題があって、あるいは心が病んでいたらば、素晴らしい社会が訪れるということはないんですね。そういうことに気づかないといけないですよね。ですから、良い社会や良い家庭や良い国が来てほしいならば、一人ひとり気づいた人から自己成長というか、自己育成、そして社会への役立ちの実践、そういうことに取り組むしかないですね。それが着実な道です。

そういうことで、今の人間の程度からして、あるいは人間が作り出したいろんなエネルギー問題・自然災害の問題・いろんな宗教の問題、そういう問題が片付いて、しかも人間が成長したり浄化してきて、本当に世界全体として世界が一つになって平和に治められる、みんながわかり合って暮らせるようになるにはやっぱり、これから50年100年150年200年近く掛かるんです。

人間の成長のペースと課題の分量からして、それをずーと追っていくと、いろんな課題に対処したり、一人ひとりがカルマを浄化して成長して、そういう素晴らしい世界を世界全体としてもたらす。日本だけじゃなくて、世界にいろんな事情がありますでしょ、いろんな人が生きていますよね。世界全体として全部クリアーして万々歳(ばんばんざい)というのには、やっぱり後200年ぐらいは掛かっちゃうんですよね。

でも、200年で来るんですから早いんですよ。今から、200年遡ってご覧なさい。最近ですよ、200年前というのは。人類は数万年から数十万年生きてきてます。そういう数万年、数十万年の人類の歩みの歴史の中にあって、200年前と言ったらば、ごく最近なんですよ。日本で言ったら、江戸時代ですよね。江戸時代の後期から末期にかけての頃ですから、最近なんですよ。ですから、今から200年後と言ったら、もう直ぐなんです。ですから後200年で世界全体に素晴らしい時代が来るというのはこれはかなり早い予測なんですよね。

ある意味で、私は楽観論者なのかもしれない。もっと、こう厳しく見積もれば、一千年後ぐらいにしか訪れないという予測が立つんですね。でも、だんだん社会がグローバル化してますから、問題が悪化している部分もあるけれども、そこで痛い目を見て、人類が目覚めてきたらば、急ピッチに成長や浄化が進んで、今からもう200年ぐらいで素晴らしい時代が世界全体で訪れるというから、これは早いというかスムーズなんですよね。

世界とか日本とか、そういう事を置いといても、皆さん、ちょっとこう、考えて欲しいんですよ。例えば、自分とか家族が後2~3年や5~6年で、全部個人の問題、家庭の問題が、あるいは会社を経営されている方だったら、会社の問題が、あと数年で全部解決して、ほんとに問題のない素晴らしい自分とか家庭とか会社が来ると思いますか。なかなかすんなりは来ないですよね。残念ながら。一生懸命手を打ってても、結果として数年後ではまだ難しいですね。多少改善はされるかもしれませんけれどもね。ですから、まして日本全体とか世界全体としたらば、やっぱいろいろ打つ手を取っていって、はじめて数十年から100年、200年掛かるということですね。

でも、私は基本的に希望をもたらす楽観論者なんです。なぜなら滅びるって言いませんからね。ちょっと先だけれども、150年後200年後にすべての問題が解決して、素晴らしい世界が地球に訪れますよ、というハッピーエンドのヴィジョンを提示しているんです。ヨハネの黙示録と同様です。「そうなるといいなぁ」という話をしているんではありません。そうなるということの見通しが立っているから言っているんです。ですから、喜んで良いんです、皆さん。

そして、先程言いましたように、個人差がありますから、全体としては、150年後200年後に素晴らしい世界が訪れる、それは今67億人ぐらい生きてて、200年後は何億人になるか知りませんけれども、その人類全員が成長しきって、素晴らしくなって、従って、地球社会が素晴らしくなるということですよね。ある個人にとって見るならば、200年後を待つまでもない。必要な手を打って、効率よく成長していけば、皆さん自身とか皆さんの家庭は10年後20年後とか30年後に素晴らしくすることは充分可能です。それをやっていただきたいんです。先ず、こういうのを聞いた人からです。

人がそうなるのを期待したり待ってても仕方ないですよね。聞いた自分からすること。それが自分や家族のため、愛する人のためになるんですから。是非そうしていただきたいです。そういうことで、これからの10年は地球と人類にとっては浄化と変革と激動の10年となりそうです。今年はその始まりの年となります。浄化と変革と激動の始まりの年、それが今年です。「あ、今年からそうなるんだ」、そういうふうに捉えてください。

【10年への対策は魂に目覚めること】
そういった激動と変革のこれからの10年への対策は、魂に目覚めることです。魂に目覚めるためには、神様を想うことです。仏様と言ってもいいです。特定の宗旨宗派を問いません。本当の愛に目覚めると言ってもいいですね。思いやりに目覚めると言ってもいいです。優しさに目覚めると言ってもいいです。真実に目覚めると言ってもいいです。

心のもっと奥に魂や霊があって、それに目を向けて魂が清まって目覚めてくることで、こういう大変な時代をこれから迎える場合でも、それに対応して必要最小限のダメージとか痛みで済むようになる。痛みが少なくなるだけじゃなくて、周りに良いものをもたらし、問題を解決させて乗り切っていけます。やっぱり一人ひとりの人間が基本単位なんです。ですから、自分作りと自己活用ということがすごく大事です。

【経済成長よりも霊的成長・自己成長】
私いつも言いますでしょう。経済成長よりも霊的成長なんです。心の成長と言ってもよいです。経済成長ばっかり目指しているからおかしくなったと思うんですね。自己成長が必要です、経済成長より。一人ひとりが成長して、自分で自分を育ててあげる、また人のことも育てて活かしてあげる。

そういうふうに、人間が育ったり、癒されたり、整ったりしてくる。そうすると自分が発揮されてきますから、世の中に良い事を、良い働きをしていく。その自然な結果として報酬が入ってきて経済が成長するなら、これは自然の摂理に適った事ですから、そういう結果としての経済成長なら大いに結構です。

しかし、もし、人間が自分のままでいようとして、自分の成長を心掛けずにエゴや欲望を出して、自然を破壊しながら、手段を選ばず、経済成長を目的として走ったならば、悲しい結末が待ち受けています。ですから、経済成長も頭から否定しませんが、経済成長は目的とするべき事というよりも、結果として伴うべきこととしましょう。目的は自分を育てたり、人が育つように見てあげる。愛と慈しみの心で生きていくこと。それが魂を目覚めさせます。そういうふうに生きると、必要な知恵が湧き、状況も整い、結果としてお金にも生活にも困らなくなります。

どういう形でもいいから、神様を信じて、神様の愛に感謝して生きること。そこから現実にも対処する知恵が湧いてきて、現実の問題解決を図っていけるようになります。そうすると、最初に述べたようなクリエイティブな創造力が発揮されて、現実を変革したり改善し、現実を良いものに生み出していけるクリエイティブなパワーが出てきて、これからの試練と激動の10年でも大丈夫になります。

世界の大勢としては、大筋としては、「大変だ~」ということを最初にお伝えしたんですが、個人の取り組みや関わり方如何(いかん)によって大きく個人差が出ますから、今述べた魂に目覚めて思いやりを発揮したり、神様との関わりで生かされて生きるような人生に自分を作っていく、あるいは自分の家族をそういうふうに導いてあげれば、少なくとも自分や自分の周りは困るような事はそれほどこれからも起きません。

まず自分や自分の周りがそういうふうになるようにしていけばいい。さらにそういう波が周りに大きく波及していけば、全体としても良いものをもたらして良い影響力を及ぼしていけるようになりますから、是非そいういうふうにしてください。冒頭にお伝えしましたように、これからどうなるか、が大事なんじゃなくて、どうするか、という対策が大事ですよね。あと、私はこういうことも言うんです。どうなるかというのは、予測とか予言の範囲ですよね。これからどうなるんでしょうか、と。それは予測とか、未来の予言です。それ、あんまり私興味ないんですよ。霊視したり予測するというのは。

【予言・予測よりも展望・ヴィジョン】
私が興味のあるお伝えしたいことは、「どうなるか」ではなくて、「どうなるとよいのか」という展望の方なんです。予言というより展望なんです。ヴィジョンなんです。「どうなるといいんですか?」ということ。「どうなるのが求められているんですか、どうなると望ましいんですか」という、そういう方向付けですよね。

ヴィジョンが必要なんです、予測以上に。そこに方向付けて希望をもって取り組めば、現実の事もどうしたらいいかがわかってきて、適切に対処して、解決を図って、ヴィジョンを実現させられるようになる。そういうクリエイティブな能力やヴィジョンがことのほか大切です。

「どうなるのか」というのは、霊視とか透視の段階に過ぎないんです。でも、「どうなるとよいのか」というのは、神様から降りてくる神様と深く結び付いている重要な部分なんです。どうなるとよいのかというのは。どうなることを神様はお望みなのかということですから、どうなるとよいのかという根本神の本願を読み取るんです。本『ハルマゲドンを超えて』『アカシックメッセージ』『リーディングが開く21世紀の扉』なども、それを明かしたものです。

それは神様から降りてくるものですから、神様の願いからどうなることを人類や自分個人が求められているのか。それを知って、そこに方向付けて、クリエイティブにそれを作り出していく。神様と関わりながら魂や内なる良心が目覚めてきたらば、理想的なヴィジョンをクリエイトしていく、創り上げていく力が湧いてくるんですよね。また、現実に対処する知恵も力も湧いてくるようになります。勇気と思いやりが湧いてきます。是非皆さん、そうなってください。使命を生き、理想を具現化するのです。そしたら、これからの10年もへっちゃらです。これが大事ですよね。

今述べたことがね。どうなるかということで怯(ひる)まないでください。私は透視家や解説者というよりも指導者なんです。ですから、「こうなるでしょう」という予測も、ある程度読めますけれども、それだけではつまらないですね。「じゃあ、どうしたらいいんですか?」というのが、次に来ます、必ず。「どうなりますか」と人は先ず訊(たず)ねてくるんです。それに対し、「多分こうなるでしょう」と伝えるんです。すると、必ずそこで終わらないで「じゃどうしたらいいんですか」と訊ねられます。それに対応できないと話になりませんよね。それを私は自分の役目として捉えています。

「どうなるんですか?」というのが人間は気になるからまず訊ねてくる。それで「多分こうなるでしょう」ということを自分がある程度読めますから、先の事が。それを伝えますね。「あぁそうなるんですか、わかりました、大変そうですね」。それで去る人はほとんどいません。必ず、「へぇそうなっちゃうんですか、何か打つ手はないですか、どうしたらいいんですか、どういう心掛けで生きたらいいんですか。防げない場合だったら、どういうふうにその事を捉え、どういう心掛けでその事に臨めばいいんですか」という、「せめてそれだけでも教えてください」と。

「変えられる事は変えたいし、どうしても不可避のことはどういうふうにその事を捉えて応ずれば、その中を生き抜けるんですか」。そういうほうが聞きたいですよね。どうなるかということよりも、そっちの方が事の本質ですよね。それに気づいてください。    

今年から1、2年のうちに大きなテロがありえます。おそらく中近東です。イスラエルかパレスチナ、あるいはその周辺のエジプト、イラン、イラク、アフガニスタン、そこで原爆が使われる可能性があります。今年から2、3年のうちに民族の争いのカルマが出てきて、原爆を使うテロが今までにないほど大規模なテロが中近東で起きる可能性が充分あります。
世界的にいつも火種になるのは中近東ですね。そこに争いのカルマがある。民族のカルマ、それが宗教のカルマにも絡(から)んできてますから、今年、ひょっとしたら原爆テロがあるかもしれません。それは日本ではないと思います。

【これまでの経済は実質を伴わない砂上(さじょう)の楼閣(ろうかく)】
資本主義はリーマンショックで事実上破綻(はたん)しました。資本主義が崩壊(ほうかい)した後、これから国連をはじめ、それを調整して新しい体制をつくる世界機構、国連かそれに準ずる新しい世界機構をつくる動きがこれから数年で取り組まれていきます。日本もそれに参加していくと思います。

資本主義というのは、実物経済でないんですね。何と言いますか、資本主義経済でも幾つかの推移を経てきているんです。最初は実物経済、物の実質的な価値を伴った経済だったんですね。資本というぐらいですから。資本主義体制というのは最初実物経済から始まったんです。それが金融経済になってきたんです。銀行が中心になって、不動産を担保にして、お金を融資するという形が金融経済ですよね。金融経済から今は、金融技術を駆使したインターネットとかが絡んでいる新しい形の資本主義の経済のあり方に移行したんですね。それが10年前ぐらいから、インターネットの普及に伴なって出てきたんです。

今までの株の売買というの・・・まぁ金融経済ですけれども、それの域を脱して、例えば、非常にレアな物というのは、元の定価とか価値が1500円だったとしても、それが非常に数が少ない場合に、1500円の価値しかその物にはないのに、みんなの競り合いで値段を吊り上げて行って、5000円、10000円、ひどい時にはそれが100万円ぐらいの値が付けられちゃうんです。でも、100万円の値を付けられても、その実質の価値は1500円なんですよ。これがおかしいんですね。

こういう操作で、最後やっていけなくなったんです。それで破綻したんです。それが2年前に実際に人類に襲った事なんです。インターネットで操作して、金融技術、統計学とか数学で、頭のいい連中が操作して、値段を実質の価値からどんどん吊り上げていって、吊り上げていったところの余剰分を自分のところに全部お金が入ってくる仕組みをつくったんです。アメリカの頭のいい連中が。日本もそれに関わっていた人もいますけれども。

そういうふうにして、お金をうまく吊り上げて、人間の心理をうまく読み取って、実際1500円の価値しかないものに、10万100万円の値段をつけて、欲望をそそって、そしてその余剰分を全部自分のところにお金が入るような仕組みをつくったんです。でも実際は1500円の価値しかないから、実際的ではない架空の取引に近いんですね。それが全部なし崩しに崩れちゃったんですよ。どうにも回らなくなったのが、実際に起きた事なんですよね。たまたま、それがリーマンショックから始まっただけで、これはいずれ起きる事だったんです。無理もないことでした。

実質の伴わないような事を全部砂上(さじょう)の楼閣(ろうかく)のように作り上げるようなものに、いつの間にかこの10年位で移行しちゃっていたんですよ。まだ株の売買ぐらいだったらよかったんですけれども、その域をはるかに超えて、ネット上の取引で全くその実質を伴わないものでやっていたからです。そこでお金だけが動いているんですよ。

誰も働かないで、お金を統計学で読み取って全部自分のところにお金が入ってくるように、頭のいい連中が全部そういうふうにして、エゴでやったから、実際の物とか価値のあるものは動かないで、いわゆる金融派生商品だけがネット上で動いていて、そんなのは全く実際の動きでないから、最後に全部崩れちゃったわけですよね。いずれ襲ってくることだったんです。それが資本主義の崩壊でした。

じゃ、社会主義がよいのか。社会主義ではダメですね。個人の生き甲斐とか自由というのが認められないと。しかし、資本主義の一番の問題点は、個人とか企業の自由を野放しにしたことです。これが資本主義のつくった罪なんです。自由にさせ過ぎたんです、資本主義は。個人に対しても、企業に対しても。良心がなく、掟破りがあまりに増え、ルールがなかった。

ですから、これからはもう少し国とか公的機関が検閲(けんえつ)して、間に入って規制をかけないと、野放し状態の自由主義経済体制のままではまたある程度行ったら崩れますよ。ですから、社会主義にする必要はないけれども、ただ今までの個人の欲望とか感情とかエゴでやったら、全くおかしくなりますから、また崩れますからね。

ですから、ある程度もっと一人ひとりが他のところも考えて、ちゃんと内なる良心に目覚めて、してはいけない事を弁(わきま)えて、自制しないといけないんですよね、自分の事を。そういう事をしていくと新しい体制ができてきます。まず、こういうのを気づいた人からそういう事をしましょう。

このように、これからの社会の体制というのは、これまでのような資本主義ではないし、でも社会主義に移ってしまうのでもなくて、もっと各自が自制しながら、また公的機関も関与して、規制をある程度かけながら、調整して、その中で自由を許したり、各自が自分の自由を自分で自制したり統御して行えるような、フレキシブルで温かいシステムをつくらないといけないですね。

【地球規模の気候変動における様々な影響】
地球規模の気候変動がこれからも続きます。温暖化というけれども、一方ですごく寒かったり、雨が降らない所が出たかと思うと、ゲリラ豪雨が襲ってくる所があったりというふうに、非常にアンバランスな気候変動が続くでしょう。今年、特にアメリカと中国で大干ばつが来ますから、食糧危機に見舞われます。皆さん、食糧の確保をしておいてください。食料の値段がつり上がります。数ヵ月後から。ですから、食糧の確保をしておいてください。

日本が食糧輸入するのを一番頼っているのはアメリカです。アメリカから主に食糧を輸入してます。日本の食糧の自給率は先進国にあって最低です。30%ぐらいしか、食糧の自給率がありません。ですから、アメリカや中国に干ばつが訪れたらば、アメリカは食糧を輸出する余裕がなくなります。そうすると、日本はアメリカから食糧を輸入できなくなって、それ以外のところからの食糧の輸入、あるいは自国のとれる食糧だけに頼るから、当然人々が殺到して、食料品の値段がつり上がります。それがこれから数ヵ月後に訪れますから、食糧を今のうちから確保しておいてください。

世界的にはグローバル化の動きが出てきます。インターネットなんかでもそうですよね。今世界で同時になんでも情報が伝わって共有してますね。その時リアルタイムで、世界で同時に体験している時代です。グローバル化が進行します。同時に地域化も進行していきます。つまり東アジア圏とか、ヨーロッパのEU、あるいは南北のアメリカとか、オーストラリア圏、ロシア圏、そういうふうに地域化も一方では進んでくるようになります。一時、政治と経済に不安と混乱がもたらされますが、それぞれが個人であると同時に社会的な存在でもあるということ、それに気づいて調整がつけば、だんだん政治や経済の混乱は収まってきます。それがこれから2、3年で起きる事です。

資本主義は個人という事で動きすぎています。人間は社会的な存在でもありますから、他の企業とか他の家族とか家庭というものを考慮して良心的に動かなければいけません。一方、社会性ばかり強調すると個人の独自性、生き甲斐とか自由が殺されてしまいますね。でも、個人だけに焦点を当てると個人のエゴとか欲望とか自由気ままな振る舞いだけになって、道徳性が失われますから、個人の独自性と社会性とがうまく噛み合うようにすることが必要です。まず、皆さんがそうなってください。自立しつつ他と協調してやっていけるように。そしたら、皆さんの周りがまず安泰になります。

【日本が浮上し、不況を脱するには・・】
日本はアメリカ合衆国と仲良くしなければ危ないです。アメリカ合衆国をあまりに遠退(とおの)けては危険です。と同時に東アジアともっと提携(ていけい)しなければなりません。特に中国と日本です。日本は中国との関係が鍵を握っていますから、中国とはなんとしてでもうまくやっていかないと日本は危なくなりますから、中国との友好関係に全力をあげて尽くすべきです。

私は政治家ではありませんが、こういう事をわかる人間として、提言しているんです。皆さんがこういうのを聞いて、「あ、そうなのか」と。皆さんが私の話すことに何か真実味を感じ取ったならば、皆さんの置かれた状況や立場とか役目の中で、今日の話を活かしていってほしいんですよね。

私が政治家でないし、皆さんも政治家でないから、こんな大きな話、関係ないし、わかっても無力であると、そう捉えないでほしいんですよ。私が政治家ではないけれども、こういう事をわかったら皆さんに伝えたように、皆さんだって何がしかの出来る事があって、その置かれた環境とか仕事とか役目の中で、こういうのを考慮して出来る事があると思うんです。こういうのがわかってやるのとわからないまま同じ事をやっているのとでは違いが出ますから。

中国とはなんとしてもうまくやらないと日本は窮地に陥りますよ。ですから、中国とどんな事をしてでも良い関係を持つべきです。東アジアとの友好関係がこれから日本は大事になってきます。取り分け中国との関係にパイプができないといけません。そうすると、東アジアの他の国々ともうまくいけるようになって、東アジアの中で、日本の技術力とか頭脳が東アジアで求められて、東アジアでの居場所を日本が見出せるようになります。その際、アメリカとも友好関係を持続していくことが必要になってきます。

後にも話が出てきますが、日本は今不況ですよね。かれこれ1年から1年半くらい不況ですよね。今年後半に脱します。ですからあまり心配しないでください。では、どうやって日本は不況を脱するのか。民主党がそれをやってのけます。と言っても、私は別に民主党派ではありません。私はどの宗教にもどの政党にも組みしてません。安心して聞いてください。

しかし、今は民主党のやり方に口ばしを挟み過ぎないでください。皆で託したんだから、最後まで見守って応援して欲しいんです、民主党の事を。私は民主党の支持派ではありませんけれども、全体を見てこれを言うんです。今皆で批判して、民主党を潰したらば、日本は本当にダメになりますよ。それしないでください。信じて、見守って、応援して欲しいんです。皆で投票して与党にしたんだから、もう少し見てあげましょうよ。今いろいろ民主党で改革をしています。それが直ぐに成果が出ないからといって、もうダメだと見切りをつけると、本当に日本は危なくなりますよ。

日本が、東アジアに居場所を得て、中国をはじめ、東アジアの各国に技術を輸出したり、教育するようになったらば、それで日本は浮上してきます。それで不況を脱するんです。必ず、こうなりますから見ていてください。それで日本は不況を脱します。今年後半から来年始めにかけて、日本は不況が終わって景気が回復します。

逆に言うと、それをしなければ日本は不況を脱せられません。ですから、不況を脱する鍵は東アジアと友好関係を結ぶこと。特に中国とそうすること。その際、アメリカとの関係も日本は保つこと。そうすると、日本が東アジアから信頼され、歓迎されて、日本の持てる技術力・科学力がアジアで求められて、その技術を指導したり輸出する事で、日本は景気が回復するんです。悲観的な事だけ、私言っていないんですよ。良いことも言うでしょ。

民主党は民主党と言うくらいですから、やはり自民党との違いというのは、国民主体である点です。自民党というのは官僚任せだったんですよ。いろいろありますよね。大蔵省とか外務省とか通産省とか。官僚が日本の頭脳集団をなしている、そういう構造なんです、日本の政界というのは。

自民党というのは、政治家はあまり頭が良くないんですよ。官僚がすごい頭がいいんですよ。優秀な人材がほとんど官僚に入っているんです。自民党のやり方というのは、政治家たちが発案したものを全部官僚に任せて、官僚がそれを全部形にしていくんです。確かに政策を思いついて打ち出すのは自民党の政治家たちだったんですが、それを実際に形にしてできるように、全部仕組みを形にしてたのは官僚たちだったんです。それだけに官僚に弱みを握られてたから、お金をたくさん官僚に出したり、天下り式のものが出来てたんです。

民主党はそういうやり方ではいけないということで、民(たみ)主体の本来のあり方に戻そうということで、この官僚にお手入れを加えはじめたわけですよね、民主党が。国民と民主党の政治家が直結する仕組みを作り出して、この間に入っている官僚に頼らなくしたんです。民主党の政治家たちが政策を出すだけでなくて、それを形にして施行する、実行に移すまで政治家がやるようにして、官僚に頼らなくして、官僚の給料を下げて、官僚の優遇を全部、天下(あまくだ)り式のものに全部、お手入れを加えて、そこから出てきたお金を全部仕分け案の時に、余剰金として振り分けてったわけです。

子供の教育費とかね、いろんなものに。官僚の優遇をやめて、頼らずに、自分たちが頭をひねって全部やろうと始めた。政治家なんだから、自分たちがもともとやるべきだということで、民の、つまり国民の意向を全部汲んで、民(たみ)主導の政治にしようということで、今整理して、その出たお金を仕分けでいろいろなんとかしようとしているわけですよね。やっぱり難しい。官僚の反対が、抵抗がありますから。

この整理に半年か1年、1年半かかるんですよね。当然、今まで官僚と癒着(ゆちゃく)していた経団連のいろんな大手の企業が全部民主党によって排除されて、新しい稲盛(いなもり)さんとか、あぁいうところの経済人に助けを求めて、経済界にもメスを加えはじめているのが民主党なんですよね。だから、当然力は弱いんです。今までの経団連の経済界の大きな企業と繋がりも民主党は手放す方向に行ったから、なかなか改革がそれで進まないんです。でも、そういう事をする必要があるんです、今の時期に。

それがある程度見通しが立って成果が出るのが、今年の後半からなんですよ。それまで待って欲しいんです。そういうことまで誰も教えてくれませんでしょ。だから私が教えるんです。私は別に民主党を支持するということじゃなくて、全体の立場で言っているんですが、とにかく、自民党の今までのやり方だと、やっぱり国民の意向が政治に反映しなかったわけですよね。民主党はまだ弱いけれども、必要な事を今の時期やってますから、もう少し様子を見ていってください。

【農業を評価し、農業に力を尽くし、農業を大切にすること】
干ばつがアメリカや中国で今年から来年にかけて訪れて、食糧難に見舞われるから食糧を確保しておくようにということでした。それだけでなくて、日本はやはり食糧の自給率があまりにも低いですから、30数%というほど異常に低いですから、食糧の自給率を日本は高めないといけません。

皆さんの中でも、もし農業をする機会や余地がある方は農業に力を尽くしたり、農業を大切にしてください。日本全体としても、もっと農業を評価して、日本の食糧の自給率を高めないと、干ばつ云々(うんぬん)ということを別にしても、いずれ困る事になりますから、今年ぐらいからそういうことで肝(きも)に銘(めい)じて、もっと日本は政策としても、あるいは個人の皆さんの周囲でも、農業というものに価値を置いて、機会があれば農業を行うように。重点的に行うとか、今までの休耕田、眠らせていた畑とか田んぼをまた活用するようにするのもよいことです。

それと、やっぱり食べる物はあまり満腹になるまで食べるとか、あとは捨てるとかしないで、腹七分目とか八分目で、感謝して満足するような生活ができるようにしていってください。この数十年、欲に走り、物とお金に傾き過ぎたので、こういう時代状況だからこそ、スピリチュアルライフが必要になってきます。

人間というのは最後は食べ物のとりあいで喧嘩が戦争になるんですよね。要するに、300年400年前の植民地支配の時代ってありましたよね。スペインやポルトガルから始まって、イギリスとかフランスとかオランダとかそういう国が参戦して、世界中に植民地をつくっていきましたね。帝国主義時代と言われますけれども。

何をしたかというと、自分たちが住む国土を取りたいというのがありますが、食糧の確保だったんですよね。武器よりもやっぱり食糧ですから、最後は。武器というのも結局は食糧を確保するための武器とか軍事組織ですよね。ですからやっぱり、食べ物の恨みは恐ろしいと言いますけども、最後は人間というのは食べるものですから、日本が自立できるように、もっと農業を大切にしましょう。そして、ある程度で満足して、食べ物、食欲を自分で自制できるように。食べなくても平気になるくらいに、そういうふうに成長することが必要です。

次は宗教の問題です。今年ぐらいからグローバルな時代に応じた世界的に通用する宗教や霊性の動きが始まります。私たちがしているのもそういう動きですね。まだ、小さな動きですけど。今までのキリスト教とかイスラム教とか仏教ではもう通用しないんですよ、こういうメディア時代には。キリスト教も仏教も欠けたものがあるんですね。非常に制約が大きいです。世界的な人をこれからの時代、教え導くだけのものがないんですよね。今年からそういうグローバルな時代に応じた本当の世界宗教の動きが始まります。本当にそういうのがわかって目覚めた人たちがそういう動きを起こし始めるのが、今年からです。

これまでの宗教といえば、世界宗教としてキリスト教、仏教、イスラム教、この三つがよく知られているし、世界の宗教人口に占める割合も大きいものです。しかし、この三つの宗教ともこれからの人類を指導したり人類の指針となるかと言うと、正直、疑問を感じざるを得ません。それぞれ地域性とか民族性が強いし、全部を包含(ほうがん)したようなものでない。例えば仏教だったら、心に傾きすぎていて、現実的な面とか物の面が仏教は弱すぎるし、キリスト教は、ユダヤ教の時からの民族性の排他的なものが色濃くキリスト教の中にも残ってるからです。イスラム教はアラブの民族と非常に一つになって、キリスト教と対立してますから、アラブの人達にとっては心の拠りどころになってますけども、世界全体に平和や調和をもたらすかというと、難しいものがあります。

今はグローバル化が推し進められている時代状況ですから、それに応じて宗教も変わらざるを得ないですよね。そうなると、また新しい形でそういう本当の世界宗教のようなものが、これから提唱される。それは、これまでのような宗教の形態やイメージではないものかもしれません。それが、今年からの動きとなります。まぁそういう意味では、私どものこういう動きもささやかではありますけれども、そういう動きの一つになって来るように感じております。

今までの宗教の特徴は、枠が強固にあって、他をけなすということにあるんですね。他をけなすことで自分の所の価値を主張し自分を守るという、そういうやり方ですね。それが世界に平和をもたらすことを阻(はば)むんです。今までの宗教では、他宗教や他宗派を認めるということは、自殺行為だと言われているんですね。ですから、宗教の一つの鉄則は、他の宗教は認めないという、そういうやり方をとって来ています。伝統的な宗教にしても、新興宗教にしても変わりはありません。取り分け、一神教として分類されるキリスト教とイスラム教が顕著(けんちょ)です。だからこそ、この両者がぶつかり合うのが激しいのです。

どこかで他をけなしたり否定したり排除する、自分の所を膨(ふく)らましていく、そういうやり方ですね。良いものは普及させていっていいんですが、まぁ他の為にもなるなら。でもやっぱりそれぞれの特色とか、必要性とか、役目とか縁があるから、それぞれがわかり合って、地球全体として良い世界が訪れるように、わかり合って協力し合わないとこれからは難しいですね、信者の取り合いみたいになると。今までの世界宗教は、世界宗教というけれども、やはり民族性とか地域性とかが残っていて、それが制約になっています。

これからは本当にメディアのグローバル化に応じた、どこの民族のどんな人にも通用する、普遍的で、そして、さっき言ったように、個人性と社会性という人間の両面を上手く満たして、人間を育成したり活かしていくような、そういう開かれてフレキシブルな宗教が出来てこないといけないですね。

とにかく、他を否定したり排除するというのは話にならないんですよね。全体が共存して協力し合うという形に持っていかない限り、必ず争いが最後は起きますね。それを私はいつも言うわけです。そういう新しい本当の動きが、今年から目立って出て来ます、日本でも世界的にも。それぞれの宗教がそういうふうになってくるといいですよね。インターフェイスです。排他的独善的な一神教から、多を包含し得る本当の一神教ONEへの進展です。

【日本が世界にもたらせるもの】
日本が世界にもたらせるもの、日本の持てる世界に与えられるものとして二つ挙げられます。一つは、先程述べた「技術力」です。日本の科学とか技術、或いは学問と言ってもいいかもしれない。単なる机上(きじょう)の学問というよりも、もっと使える学問ですよね。日本の技術をさらに高めていったり磨(みが)いていく。

もう一つは、「聖徳太子以来の和の精神」ですね。私は、和と言う代わりにONEと言ってるんですけれども、犬の鳴き声じゃあないですよ、ONEと言ってもね。ONEというのは、一つという意味ですから、皆が一つだという愛の和合精神です。ですから、日本の和に通じます。日本人というのは、排他的な面はもともと少ない方だと思うんです、受容するというのが得意ですね。「受容して調和して共存しながらやっていきましょう」という、そういう寛大な平和精神を日本人は持っています。そのように、他を認めて受容して、いいものを取り入れて、自分の中でそれを作り出していく、育てていってさらに良いものを作る。商品でも製品でも、そういうのが得意ですよね。

そのように、日本人の思想とか精神としての受容し和合していく、或いは融合していく。そういうONEの精神、ONEと言ってもいいし、和と言ってもいい。それが日本人の世界に与えられるもう一つのものです。そういうことで、これからの世界宗教という事の新しい動きが今年から始まるでしょう。

資本主義の弊害というのが、だんだん露呈(ろてい)して最後は行き詰まって破綻(はたん)したのが、今から2年前くらいでしたね。形としては、資本主義が残っていて続いてますけれども、変わらざるを得ない。しかし、それが崩壊してからどういう形でこれからやっていかなければならないかっていうのが、まだ見えていないんですよね、それを模索している。それで、なかなかそれがまだ見つからないのと形になっていないのとで、不況から脱せられていないという現状です。

それと、ダメージがあまりに大きかったから、少しずつ手を打ってても、直ぐには回復していないということですよね。先程言いましたように、日本は技術力と思想の面の受容・調和という平和思想、この二つ、技術と思想と、この二つを世界にもたらせる。当面、実際面では技術力を輸出する、あるいは指導する。それができる為には、環境として東アジアに信頼関係を地道に形作っていく。それを民主党は謳(うた)っているわけですよね。そこは基盤ができれば東アジアに、その為には、アメリカ合衆国の支援も日本は必要としているんですが、アメリカやアジアとの新しい友好関係が出来てくれば、それを地盤に技術をアジアにもたらして、それによって日本の景気が上向きになる、それが順調に行くと、今年の後半から来年の初めに成果が出てきます。そこに景気回復の突破口があります。

ただやはり、自民党の時からのずっといろんなお荷物があって、そこを整理したり、大掃除をしてますよね、民主党が。前からの自民党からのお荷物が大きいのと、民主党は官僚の力を借りないという方針ですから、民主党自体の力不足とで、ちょっと直ぐには成果が出て来ていないという現状です。

しかし、日本人って飽きっぽい所があるから、もう少し信じて応援してれば、新しい体制が出来て来ると思います。日本人って、新しい首相に期待をかけて立てるんだけれども、上手くいかないと、直ぐけなし始めて潰しちゃう所があるんですよね。飽きっぽいというか、否定的な所があるから。そういうのは、止めて欲しいですよね。安倍さんにしても、麻生さんにしても、もう少し出来たと思うんですよね。でも、日本人が潰しちゃったんですよね、みんなで寄って集(たか)って。

日本人って嫉妬深いところもあるから、期待を掛けておきながら、その人に託しておきながら、上手く行かないと直ぐに「もう駄目だ」って言って叩き始めますよね。そういう事はしない方がいいです。特定の一人に権限を持たせたがらない。それは、会社でも言えますよ。自分たちの勤めている会社、或いは運営している会社で、社長にしても役員にしても、長い目で見守って育てていく。上手く託するって事をして欲しいですね。

新しい資本主義のあり方っていうのは、先程説明したような、改めて実質のところでちゃんと売り買いをする。昔の実物経済までに戻す必要はないかも知れないけれども、ちゃんと実質的な価値とか、働きの伴う所でのやり取りにしないと、いずれ崩れしまいますね。人間の欲望とかエゴを助長するような体制では、道徳が乱れますから、国が最後は破産しかねません。その国の国民の中に、自分や自分の会社だけの事しか考えないような人が増えれば増えるほど、国が乱れて弱体化して、最後は分裂し、国の体制が崩れるんですよね。

国民が他をもっと配慮するような調和的で利他的な、つまり心の成長ですけれども、そういうのを持った人達、口で言うだけでなくて実際の働きとして、あるいは動機づけとして、そういう利他的な他を考慮して他も得する。自分の所もそれによって支えられたり成り立たせていただく。持ちつ持たれつでそれぞれが自立しつつも協力し合って助け合って、それぞれが良さを活かして、地球全体、社会全体がそれで支えられて動いていく。そういう健全な仕組みにしなくちゃいけない。

【これまでの資本主義による自由競争のあり方は・・】
でも、これまでの資本主義は個人という人間にしても企業にしても、個というものを主体にし過ぎていて、自由にやっていい、自由に競争させて、良い製品を安く作った所が生き残れて大きくなるという。そういう事だとストレスが多くなって病んだ人が増えるし、あと競り負けた方が被害者意識を抱いて犯罪に走るんですよね。家庭も崩壊しますでしょ。

競り合わせて勝った方でどんどんいい物が出来て来る。そういうのもありますけど、ストレスが増えるのと必ず負ける方を発生させますから、好ましくない。そういう人も社会で何らかの形で生きていかなければならないですよね。その痛みとか屈辱を、或いはコンプレックスを抱きながら生きていく人を多数作り出して来ている。

コンプレックスや心の傷だけだったらば、心の病とか身体の病とかで、悲しい思いで生きて終わるぐらいなんですけども、さらにそれが一転して悪の方に走ったり、あるいはどうしてもそれで成り立たない、家族が生きていけないとなると、最後は犯罪に走るわけですから、今の自由競争のあり方っていうのは犯罪の温床(おんしょう)になっているんですよね。

勝った方はいいかも知れないけれど、負けた方もいずれにせよ生きていかなければならないから、自殺するか他殺するか、或いは狡猾(こうかつ)な手段を使って、他のものを奪って生き残るかというふうになりますから、道徳が乱れる温床があるんです、自由競争の資本主義社会には。

自由に儲かる事なら何でもやっていいのかと言うと、それでは社会が乱れる、個人のエゴを満たすだけです。企業を経営する方も、消費者っていうか、顧客の方も両方とも悪で、売り買いをする。そういう取引になりますから、社会の道徳が乱れて来ますよね。そういうふうに欲望を満たすのを仕事にして、自分達だけの企業が成り立ったり栄えればいいと、そういう利己性だけで動く人が増えれば増えるほどその国は乱れ弱体化するんですよね。

ですから、もう少し公的な面、さっき言った個人性に対する社会性の面、利他愛、道徳性の面、マナーの面、そういうものを取り入れていく必要があります。何でもやっていいというわけではなくて、やっぱり規制をかける、それで社会性を持たせる、そういう中での限られた自由というものを使えるようにする。

また、外から規制をかけるだけでは苦しいですから、やっぱり、理想は各自が主体的に自分で判断して、内なる良心に照らして、自分にとっても社会にとっても良い事を自発的に行う。そういうふうになる。その為にはやっぱり、一人ひとり目覚めて成長しないといけない。外からの規制だけでは限度があるし、つらくなって来ますからね。その辺の仕組みを民主党が日本で作れるかどうかですよね。

日本では文科系の頭脳集団は、東大法学部卒など、官僚に皆だいたいが行きますよね。自民党の議員は、それを上手く使って、そこにいろんな報酬を与えて、優遇してきた。だからまた優秀な者は官僚になるんですけれども。しかし、そこが温床になって、国の経済負担になって来たり、逆に官僚によって政治家がコントロールされるようになって来たから、このままではいけないということで民主党が作られたわけですよね。国民も段々そういう矛盾に気づいて民主党に票を入れたわけですよ。

頭脳集団の官僚に頼らないとやはり人材不足だけれども、民主党は官僚に頼らないで、国民の思いをそのまま投影する、民主体の民主党って事で、鳩山さんとか岡田さんとか、東大卒だし、そういう東大卒だけが優秀だとは言えないかも知れないけども、官僚に頼らないで、自分達だってある程度できるんだから国民と直結して、民主体にやっていこうという事で、今いろいろやっているわけですよね。

ちょうど、時期を同じくして、アメリカだったらオバマ氏が黒人でありながら大統領に就任して、苦労してやっているわけで、前のブッシュ大統領の時よりはいいと思うんですけれども、なかなか前からの流れや体制があるから直ぐには難しいですね。

【アジアとの関係を見直す機会】
日本はもうすでに、中国などに企業がたくさん進出してますよね。日本は中国などをただ自分達の為に利用するだけでなくて、彼らを育てて、お互いに納得できる良い健全な関係を中国と提携していかねばなりません。中国も成長するし、日本の方もそれで回復出来るように、そういうふうな関係を結べれば、それだけでも直ぐに日本は景気が上向きになってきますね。
中国は、あれだけ大きな国ですから、日本にとって厄介になれば大きな問題になる。しかし中国との関係がうまくいけば、それが大きな原動力にもなる。そういうアジアとの関係の見直しの年に今年はなりそうです。ですから今、すごく大事な時だと思いますね。日本にとっても…。

【これからに合った製造業とは】
製造業について見てみると、今までたくさん作って、たくさん売って、たくさん消費させて、また売って、買わせて、そして前のものはどんどん廃棄処分にして、また量産して、そして流通させて、消費させて、また新しいのを作って買わせる。そういうふうにしてインフレが起きて、お金もエネルギーも回っていたわけですけれど、地球の自然がそれによって破壊されてきたり、人間の心も壊れてきた。温暖化現象はその最たるものですけれども、あと干ばつであるとか、大きな台風が襲ってくるとか、オーストラリアなどは何年か前、ひどい干ばつでしたよね。アフリカもそういうところが出てきているみたいですよね。ですから自然のことも考慮しないといけません。

ただやっぱり一つの底打ちの感はあって、製造業もトヨタは今、いろいろアメリカから叩かれてますけれども、製造業全般としてはそんなに悲観的に見なくていいと思うんですよね。新しいこれからの時代に合った製品を作っていけば。例えば、車だったらエコカーを作る方向に向かってますでしょ。まぁトヨタは今、試練だと思うんですよ。トヨタの方向づけは間違っていないと思いますね。逆に甘いところもあったから、ああいう事をトヨタは招いているんですけれども、でも方針とか方向付けはむしろ的確だったと思うんですよ、トヨタは。

だから、アメリカがそれを知って、これは危ないっていうんで、抑え始めているんですよね。アメリカのジェネラルモーターズとかフォードとかなかなかうまくいってないから、トヨタがさらに進出して来ると母国の自動車産業が危うくなるから、トヨタがこのままだとうまくいきかねないから、ちょっとしたミスの所をここぞとばかり突いてきて、叩いているんですよね。

他の電機業界とか日本の製造業も目の付けどころを、地球環境と調和するそういう方向で物を大切にしながら使っていく、そして必要なだけ良心的に作って売って、それを提供すれば製造業もやっていけると思いますね。ですから皆さんのところもちゃんとうまくやっていけば大丈夫だと思いますから、あまり心配しないでください。このままどうなっちゃうんだろうかと心配する方もおられるかもしれないので、こういうふうに言っておきました。

【自然災害についての予告と対処法】
自然災害ということで地震について予告します。今年、年明けたら世界的にはまずハイチで大地震がありました。数年前のスマトラ沖大地震と同じくらいの大被害をもたらしました。ハイチだけで終わるどころでなくて今度はチリでも大地震がありましたね。人的被害としてはチリの地震はそれほどではなかったですけれども、ハイチに続いてチリでも地震が起きました。

こうなってくると日本で地震が起きるんですか、って皆さん聞きたいでしょ!?今年は日本では起きません。2、3年後に起きます、日本に。静岡はたぶんちょっと外れるから大丈夫だと思います。日本で2、3年後に大きな地震が起きるんですが、静岡というよりも東京周辺か関西か名古屋の可能性が高いように思います。ただ、東海大地震とはちょっと違うような感じがしますね。

これは今すぐ地震のエネルギーが高まっているのではないから、今からみんなでお祈りをすれば、地震のエネルギーが分散して現れ出て解消する。要するに地震をもたらすエネルギーが30の分量あるとしたらば30がいっぺんにドカンと起きたら大被害をもたらすけれども、30のエネルギーが5、5、5、5、5、5というふうに6つに分散して出れば、5の規模だったらば震度2~3ぐらいで済むから、平気なわけですよね。それで5の分量ずつ6回に分けて出れば全部解消することになりますね。神様にお願いすればそういうことになるんです。

ですから今から対策すれば2、3年後にも大きな形で起きなくもっていけます。そのために今述べたんです。起きるぞっていうことじゃないんです。ですから2、3年後にホントに大きな形で起きて大損害をもたらしたとしたら、私が今日話したのは当たったかもしれないけれども、「あまり浅野さんは力がない二流の人だったんだね」ってなっちゃうわけですね。「当たった!すごい」じゃないわけですよね。「当たって残念でしたね」ってことになるから、「一流じゃなくて二流の先生でしたね」ってことになりますから、私も言った以上、中小規模で2、3年後になるように頑張りたいと思いますから、皆さんも応援よろしくお願いします。地震に関してです。

当たっちゃまずいわけですよ。ただやはり、「なんだ、ハズレたじゃないか」って、思われないように言うんですが、2、3年後に頻繁に小分けの形である地域に起きることがありますから。その時は、「あっ、これだったんだなぁ」って今日の話を思い出してください。

東海大地震もさっき言いましたように起きるだけのエネルギーがたまってたんです、数年後。ですから私もリーディングでそれを予告して警告を発したんです。しかし、中には深く理解されていない方がおられたようで、「なぁーんだ浅野先生の行うリーディングは外れる時もあるんだ」と。「東海大地震が起きるって予告しておきながら起きなかったじゃないの。起きないことはよかったけれども結構外れることもあるんだね」と・・・。そうじゃないんですよね。中小規模に分散されて起きたんです。

これからの私たちの、以上を踏まえての生きる心がけとしては、神様に対して感謝をして、周りの人に対しても愛の心でもって自分の仕事に精一杯励むこと。自分のするべき事に全力を尽くして、神様にお任せして安心して生活してください。そしたら大丈夫です。これが今日の結論でした。「あっ、大丈夫だ」っていうことで「良かった」というふうに捉えてください。それで油断されては困りますけれども、深刻にならないでください。以上のことに留意すれば大丈夫ですから、各自するべきことに全力を尽くして、安心してやっていってください。

そういう事で、皆さんの方からご質問を賜りたいと思います。何か、今日の話で不安なこととか、説明不足だったところ、ここはどういう事ですか?とか突っ込んで聞いてもいいですし、今日の話に直接関係なくても、多少関連の質問でも賜りたいと思います。どうぞいろいろ出してください。

質問者:今日はありがとうございます。先程食糧難という話が出ましたが、これは以前からもやっぱり農業にまわる若者が増えてきたとよく話を聞いておりますし、私たちも畑を借りて、何か作るという話もよく聞いてまして、私は今できていないですけれども、普通のサラリーマンで土地の無い方たちはそれもできませんですけど、実際にどのように対策を練ったらよいのか、その気をつけるといってもわからないところがたくさんありますのでその辺のことを教えてください。

浅野:そうですね。まず国の政策としてするべきことはやっぱり政治家に任せるしかないですよね。私たち庶民というか国民の側としては自分の庭とかあるいは近くに土地を持っているんだったら、そこで自分たち家族の食糧くらいは賄(まかな)える。全部賄えなくてもその20~30%でも賄えるようにすれば、今の話の対策になると思うですね。もし自分でそういうふうにいろいろ作る土地を持っていないならば、あるいは土地があってもサラリーマンとかOLさんとかってことで外の勤務の人は、土地はあっても時間がない。

まぁせいぜい休日の日曜日は時間があるけれども、もう平日の仕事でくたびれているから、日曜は体力がないとかそういうことはあると思うのですけれども、土地が自分たちにないならば、自分のところで作るのは難しいですから、お友達とか親戚とかあるいは実家の田舎の方に土地があったらそちらと協力して、あるいは相談して、何かちょっとでも作るとか、つまり田舎の実家に土地があるとか、そしたらこういう話をして、また少しずつ実家の方で行うように勧めるとか、自分も数日の休みがある時は実家の田舎に行って手伝うとか、あとそういうつてがない場合は友達とか知人で土地があるとしたら、自分も休日に友達のところに行って手伝うとか、手伝ったら少しできた農作物を分けてもらうとか、そういうふうに協力し合うような関係を形成していく。

自分の周りで直接そういうことができるものが環境としてあるのかどうか。直接はなくても間接的にそういう友人とか知人とか仲間とかそういう所であるかどうか?こういう話を聞いたならば、やはり直接自分ではできなくても友人とか知り合いでそういう人が何人かいたら「農業はやっぱりすごく大事だから、とても大切なことだと捉えてやってくださいね」というふうに励ますとか、確信を持たせるとか、手で動かせなかったら口を動かして励ましたり、確信を持たせればいいんですよね。

あるいは何でしょうね。友人、知人の人の農業を支援するっていう事で、一般のスーパーで今まで買ってたけども友人、知人のところで採れた物を良心的に買わせていただくとか、そういうふうにすればそこを支援したことになりますから、何でも知恵を絞ってできることをされればいいと思いますね。

【日本の自給率30数%はやばい!】
日本はさっき言いましたように、自給率が30数%っていうのは、これはやばいですよ。世界的に見てこんな国はないですからね。ちょっと何かあったらもう回らなくなります。今までは何とか回してましたけれども、ちょっと何かあったら、困ることになる。
例えばアメリカから大半は輸入してますよね、食糧を。アメリカに干ばつが襲ってアメリカが他に輸出する余裕がない、自国だけで食糧を使うので精一杯になるとか。そうなると日本に回ってこなくなりますから、今までみたいな贅沢な飽食生活はできなくなりますね。

前も話したんですが、値段がそういう時つり上るというのと、もう1つ、もっと深刻になると、スーパーなどの市場に足を運んでも品物自体がもうないんですよね。高くても買えればいいですけれども、品数自体が減ってきてあんまり並んでないともう喧嘩になりますよね。早い者勝ちみたいになって、あるいはお金がある人が買えるとか。そうすると、やっぱり争いのもとですから、品数が少なくなるのが心配です。配給制になるかもしれません。

あと他の一般の商品はデフレの傾向にあるのに、食料品だけがインフレで値上げすると、アンバランスで健全な市場ではなくなってきますから、いろいろと弊害が出てくると思いますね。他のいろんな衣料品とか生活の必需品は安いのに食料品だけ何故こんなに高いんだということになって、当然国が介入して、政策に乗り出さざるを得なくなると思うんですけれども。そのためにもやはり、自分の国の中で最低限食べ物を供給できるような体制をとるという事と、あとやはり近隣諸国の東アジアと技術の面と共に食糧の面でもつまり農業の面でももう少し協力し合う体制ができるといいと思いますね。

日本は遠方のアメリカ合衆国とかヨーロッパとかと仲が良くて、近隣諸国とあまり交流がないのが異常なあり方なんですよね。こういう国珍しいんですよね。韓国や台湾とは交流がありますけれども、まず北朝鮮という近い国と非常に難しい関係です。北朝鮮自体に問題があると言ってしまえば、それまでですが、でも日本の方でもいろいろ知恵を絞って、北朝鮮は近い国なんですから、安心して日本も暮らせるようにしないといけないですよね。

北朝鮮っていうのは、日本海を隔てて新潟だとか島根とか秋田とかすぐですから危ないですよね。ですからやはり北朝鮮に問題があるにしても、やはり理解して何とか努力してうまくやってってほしいですよね。中国という大国と良い関係になれば、食糧の問題にしても、他の物にしても、そこに頼っちゃいけないですけども、いざという時は何とかなる。日本が勝るか中国が勝るかっていうのをやってる時代じゃなくて、やはりお互いに協力し合えるようになれば、日本は安泰だと思いますね。食べ物との関連で他のことも説明しました。

質問者:今ちょっとその前に言った食糧問題と関連するんですけども、例えばアメリカとか中国で、先生のお話しですと、飢饉が起きて食糧が入ってこなくなるってことを予言されてるんですけども、それに対しても、例えば祈りって部分では私たちが出来ること、例えば自分たちが入ってくる入ってこないとかっていうよりも、中国の人とかアメリカの人がその食糧が飢饉になることによって、やっぱり困るわけですよね。ですから本当に世界はひとつだと思うもんですから、そういう部分でどんな祈りが必要かっていうことと、例えば、今日本が自給率が本当に少なくて、私どもも農業をしてますけども、本当、残渣(ざんさ)を入れて30何%だもんですから、本当に自給率って少ないんですね。でも今の状況では少ないってことをもっと明確に自分たちで自覚するためには、そういうものが入ってこないってこともある意味、経験しなきゃならないのかなーっていうふうに感じてるんですね。やっぱりそこまでこないと、次にギアをチェンジできないって思いがすごいしてるもんですから。ですからそういった時に、先生のこの10年間の予言を見た時に、そこで私たちがどう気づいて、そこの食糧とかってものに意識がどう変換していくかっていうことを、それに対してどう見れるのかなっていうのが、ちょっと今教えていただきたいことなんですけども。

浅野:とてもよい視点だと思います。まず一点目のおっしゃられた、アメリカや中国という大国に、たぶん雨が降らないと思うんですよね。干ばつ、ひでりがあって砂漠化が進行してくる。中国のかなりの地域とかアメリカとかで土地が干上がって、食べ物が収穫できなくなる。水不足にもなる。そういうことが起きると思うんですよね。

先程の私の説明は、日本の観点で、例えばアメリカからほとんど食糧を輸入してるから、アメリカで取れなくなったら日本が困るって観点で話しましたけれども、確かにおっしゃったように、もっと客観的で全体的な広い視野に立つと、日本がどうだっていう以前に、中国自体、アメリカ自体が困るし、そうならないようにっていうのが一番の対策のはずですよね。確かに祈るっていうことで、私たちにも出来ることはある。祈れば単なる気休めじゃなくて、やっぱりアメリカや中国っていう遠方の土地をサポートすることになりますから、是非祈ってください。

じゃあどういうふうに祈ったらいいかって言いますと、「もし本当にアメリカや中国などで気候の変動に見舞われ、干ばつが襲って困るようなことが起きるものがあるならば、その元にあるカルマと霊障をどうぞお解きください。どうか、起きることは起きねばならないにしても、必要最小限で済みますように。大事に至りませんように。せめて、大事が小事で済みますよう、何卒(なにとぞ)お許しの程、お慈悲の程、心よりお願い申し上げます。

アメリカや中国の人たちも、私たち日本人も、このことから教訓を学んで、この機会に成長を遂げ、カルマを果たし、神様のお心に沿う方向にこれを機に向かっていければ幸いです。どうか神様、そのようにこの件をお取り計らいください。神様のお心の通りになりますように。どうぞこの件に関してもお導きください。最善の結果をお授けください。干ばつで困ったり苦しむ人が出てきませんように。どうしても必要があって起きる場合は、そのことから教訓を学んで備えがなりますように、よろしくお計らいください」。

今、こう諳(そら)んじましたけれども、全くこの通りじゃなくても良いです。そういう趣旨で祈ればいいんだなっていうふうに汲んでいただければ結構です。2点目の何でしたっけ、後半は。

質問者:日本に入ってこない食糧を体験することによって…

浅野:あっそうです、思い出しました。そうですね。それも一理あると思いますね。日本人は美食家でグルメ通とでも言いますかね。その全部を否定しませんけれども、やっぱり今の世界の厳しい情勢からして、ちょっと行き過ぎだとは思うんですよね。日本でなんで今みたいになってるか、霊的な理由ご存じですか。太平洋戦争に原因があるんですよね。太平洋戦争で敗戦しましたよね、まだそれから65年ぐらいしか経っていませんね。65年ぐらいしかたってないんですよ。そんなに昔のことじゃないんです。

まだ戦争を体験した方が生きておられますよね。その方たちは今美食家ではないんですが、やっぱり日本人の集合的な魂の記憶として、その時の飢えて、無理してがんばって戦って、でもハングリー精神でがんばったけども、結果的に負けてしまったと。そういう満たされない思いや、癒されない思いがあるのが反動となって、「満たされたい、おいしいものをたらふく食べたい」っていうので、日本人の潜在意識は突き動かされているんですよね。

それが直接の理由ですけども、そればかりでなく、霊的に見ても戦争時代、本当にひもじい思いをした人たちの多くはもう他界してますよね。その人たちが御霊(みたま)になって、つまり霊になって、今でもひもじい思いをしてるんです。満たされないまま亡くなってるんです。戦死した人たちだけが苦しんでるんじゃないんです。充分食べられなくて亡くなってった方も多くいて、それが日本の霊界にひとつの翳(かげ)りをつくり出してるんですね。

その日本の霊界の影響が、今の生きている日本人に及んでいるからすごく食べたがるんですよね。異常なほど日本人は食べたがりますよね。それは日本の国の日本人だけの影響ではありません。シベリアとかモンゴルとか満州とか、そちらに派兵されてそちらで亡くなった方、あるいは引き上げてこれたけども、その時のひもじい思いとか、敵国の兵にいつやられるんじゃないかっていう恐怖とかを抱えて生きてた。そういう思いっていうのは根強いんですよね。心理的に見てそういう思いっていうのは。

【人間の一番のカルマとは・・】
人間のカルマっていうのは、欲望が阻(はば)まれたとき、さらに生存の危機に見舞われたとき、死ぬか生きるかっていうその基(もと)、それが一番のカルマになるんです。それが生まれ変わったときに、その人生を規定してしまうんですよね。それで日本人はいろんな良い製品をたくさん作って欲しがったり、たくさん食べ物をおいしい物を輸入して食べたい。そういうふうになってしまったんですね。だから病んでるわけですよね。

そこに気づくことなんです。気づくとある程度そういう思いから離れられるんです。客観的にそういう思いを外から見れるから。そうすると統御できるようになる。またそれに気づいたら、自分も含めた日本人のそのような満たされない思いが、「神様の愛のエネルギーが注がれて満たされ、そして気づいて脱却できますように、御助力御支援ください」っていうふうに祈ることですね。祈りながらこういうことに気づけましたから、これからはそういうのに留意して、自分の食生活を、急に切り詰める必要はないと思うんですが、少し自制しながら、少ないもので感謝したり満足して生きられるようにすること。

つまり戦中戦後の人たちは少ない食糧を感謝して戴いていて、それで満足していた様に見えたかもしれないけれども、実際はそれで満足してないで生きてた人たちの思いがまだ解けてないんですよね。しわ寄せが未だに及んでいるわけです。その経済繁栄っていう名のもとに、実は潜在意識の虜(とりこ)になって、それに突き動かされて、贅沢をしたり過度の美食に走ったりとか、そういうこともある。そういうのもやはり霊的な対策として、日本は必要になってきますよね。

そういう意味では今おっしゃられたように、日本人は一度こういうのに気づいて、食のありがたさとか大切さっていうのを身にしみて味わう必要があって、食に関して困るようなことが体験させられる。そういう天からのレッスンが課せられるってことはあるかもしれないですね。

やっぱり体験させられないと、わからないし、転換しにくいですね。今日の話だけで転換できる人は大したものです。よっぽど上等な人たちです。今日の私の話だけですぐ「あーわかりました、そうします」って言って、翌日からそういうふうに自分や家族の食生活を変えられて、しかもそれが3日坊主で終わらないで、またストレスにもならないで続けられたらかなり上等な人間です。

普通の人はこういう話を聞いただけではすぐに実行に移すのが難しいですよね。やっぱり無理をしないってことが大事です。無理をした形で続けたらば、またそれがトラウマになって後に反動として自分の来世や子孫に及んでしまうから、そこはうまくやってくださいね。ですが、神様がその辺はうまく導かれて、日本も一度厳しい思いを味わされて、やっぱり日本人って素直で信仰深い面がありますから、いよいよっていうふうに追い詰められると日本人は祈るんですよね、他の民族よりも。そしたら少しはこういう話を一般の人たちも聞くようになると思うんですけどね。

私の話は宗教のようだけれども、具体的な特定の一宗教に限定されてませんよね。最も大切な、すべてに通ずる普遍的原理を扱っています。こういうのが必要なんです、これから。それぞれの宗教も大事なんですけれども、もっと大事な、これから求められるのは、特定の一宗教というよりも、一宗教の限定や枠を超えた普遍的ですべてに通ずる最も大切なものです。それをONEって私は呼ぶんですけど、そういうものがこれからは求められるんです。

何ですかね、一宗教の出来る役目っていうのも依然としてあるんですが、これから本当にこういう枠組みを超えた、根源的本質的なすべての元になるものを出していくっていうことが必要です。つまり、まだ現状ではひとつに限定されたところで、宗教的なお話がなされるか、あるいはただスピリチュアルなものだけか、そうでなければ浅い講師の話か、どれかなんですよ。例えば浅い講師の話ってどういうことかっていうと、世間で名スピーチをする、話を聞く方たちをうならせるほどのいい話をする方は多いと思うんですよ。でも浅いんです。

本当の本質に関わる神様のこととか、愛のこととか、命のこととか、成長とか、そういうことまでは踏み込まないで、宗教的な本質に触れない人間の生き方とか処世訓とか、会社をうまく運営することとか、表面の形のマナーの話とか、そういうのに終始して終わってるんです。ほとんどそれがベストセラーですよね。

私みたいにひとつの宗派に立たないで、しかもつっこんだ宗教の本質の話をする人はほとんどいないと思うんです、講師で。そういうことに気づいていただきたいんですよね。こういうのがこれから日本でも世界でも必要になってくるんです。日本じゃこういうのはわかる、受け入れられるものがある。特定のひとつの宗教を信じてたり、そういう立場に立ってる人でもいいんですよ。私のこういうすべてに通ずる本質のONEっていうものを聞いて、あーそうだなって思って、それを自分の立場とか状況に落とし込んで、こういう話を活用していただきたいんですよね。そういうのがこれからすごく必要になると思います。

質問者:今ですね、戦争の影響から、今、御霊(みたま)になっている方々がひもじい思いをされていて、それが今生きている人間に影響しているってお話で、今生きている人間は食べ物を大事にして、本当に先生が先程おっしゃったように腹七分目とか八分目におさえて、食べ物に感謝して、自制できる生活にしていく必要があると思うんですけれども、直接亡くなって霊界に行く人たちが今ひもじい思いをして、つらいっていうふうに思うと、直接に今生きている人間が霊界にいる人たちにしてあげられることっていうのは何でしょうか。

浅野:とても良いご質問だと思います。話の内容を補えるからです。ご供養してください。自分の家系の御先祖さんに対して、どのご先祖さんがひもじい思いをあの世でしているのかっていうのを具体的にわからなくてもいいんです。わかっていれば、その亡くなった方の命日にその方の生前の好物をお供えすればいいんですよね。基本的に明らかにこのご先祖さんがひもじい思いをしただろうってわかっていたら、その方の命日にお花とその方の生前の好物、例えばお団子が大好きだったらお団子をお供えする。

あと、その方が生前、信仰していた宗教があったらその経典を代わりに読んで差し上げる。例えば日蓮宗だったら、法華経(ほっけきょう)をお仏前で読んで差し上げる。自分は日蓮宗じゃなくても、例えばお爺ちゃんが生前、日蓮宗だったら法華経を上げてあげる。浄土真宗だったら正信偈(しょうしんげ)とか浄土三部経(じょうどさんぶきょう)を唱えてあげるとか、南無阿弥陀仏をあげる。その命日には、それをお唱えする。あるいは、自分が心もとないと感じるならば、お爺ちゃんとご縁のあったお寺の住職さんに命日に来ていただいて、そのお経をあげていただくとかそういう事をするんですよね。

霊になると、体はなくなるから食べる必要はないと思いますでしょ。確かにそうなんですが、人間っていうのは多分に心理的な生き物です。皆さんが食事をする時に、体が欲して物理的なカロリーを補給しているだけではありません。目で見て楽しんで心も満たされたり、もちろん、舌で味わって、咀嚼(そしゃく)している時に心が満たされたり、あるいは家族と団らんしながら語り合って食事する事で心も満たされたり癒されたりっていう心理的な効果が食事に伴っているわけです。ただカロリーだけ補給するなんて、そんなことはないんですよね、人間の場合。カロリーだけ摂っていれば生きられますか?そうじゃないですね。

人間は愛を必要としているんです。どんなに子供に必要なカロリーを摂取させても、親が愛を注がなかったら子供は育ちません。興味深いデーターがあるんです。両親が揃(そろ)ってる所で育った子供と片親だけで育った子供と両親ともいない所で育った、施設で育った子供と、この3通りあって、その元で育った子供の平均身長が全部違うんです。両親が揃った所で育った子供の平均身長が仮に170cmだったとしますね。すると、片親だけで育った子供の平均身長は165cmくらいなんです。両親がいないで施設で育った子供の平均身長は160cmくらいなんです。

確かに施設ではそんなに贅沢な食べ物を食べさせないから栄養不足で身長が伸び切らなかったっていうふうにも言えるかもしれないんですけども、でも一番の身長の差の違いをもたらしているのは親からの愛情の多少の差です。親の愛情が注がれて子供っていうのは、育つんですよね。親の愛なくして子供は育たないです。

霊的にみると、人間の親っていうのは神様ですから、人間っていうのは神の愛なくしては生きられないんです。いつも言う事ですがお母さんの母乳っていうのは、胸のおっぱいの所から出ますよね。なんで乳房が胸にあるか。これには理由があるんです。ここの胸の所にアナハタチャクラがあるからなんです。このチャクラっていうのは皆さんご存じの方、多いと思うんですが、胸に位置するアナハタチャクラは愛を司るチャクラなんです。

ですからお母さんは赤ちゃんに母乳を吸わせている時に、物理的な母乳だけを与えているんではなくて、赤ちゃんはお母さんの乳房をくわえてお母さんの愛も同時に吸い取っているんです。だから哺乳瓶だけではいけないって言うんです。直接スキンシップで、お母さんの乳房をくわえるとお母さんの愛の生命エネルギーをアナハタチャクラの所から直接、スキンシップを通して吸えるから、母乳プラスお母さんの愛の生命エネルギーを吸って、子供は健全で強くたくましく育つし免疫力もつくんですよね。

スキンシップを通しての愛というのが大事です。人間には霊体もありますから、霊体は神様を親として創られたんです。この肉体は親からもらったものです。ですから、肉体の親は両親です。この肉体は肉親の両親、お父さんとお母さんの愛情と食事で育っていきます。一方、人間には肉体だけでなくて、霊体もありますから、霊体の方の親は神様ですから、神様から霊体は神の愛をもらって、それで初めて人間は生きられるんです。物理的な食事だけでは人間は生きられないんです。

ですから、お供物を供えますね、御霊に対して。その時にもう肉体はなくて霊体だけであの世に御霊としているから、何も生前の好物のお団子をお供えしても食べられないから無意味じゃないかと思うでしょ。でも生前からお団子を食べる時に、お団子にある精神的なエネルギーとか、お団子を作った人の愛情とか、お団子を買ってきてくれたり作ってくれた人の、例えばお母さんの愛情とかがお団子にあって、それも一緒に食べて元気になってたわけですから。

それでさらに生きている時の記憶として、食べて満腹する、精神的にも満腹するっていう事が習慣づいていますから、肉体はなくなっても依然として霊体とか心は、その食べ物を求めますから、お供えする意味があるんです。そのお団子っていうのは物理的なただの物ではなくてもちろん、野菜とか果物とかご飯もそうですが、単なる物ではなくてそこに魂が宿ってるから、霊体っていう、御霊っていうのは、お団子のそのエキスっていうか精神的なエネルギーを吸い取りに来るんですよ。

実際お供えしたあとで量(かさ)が減りますよ。よっぽど飢えているご先祖さんがいると、この形が崩れるんです。そのご先祖さんが吸収するから。そういうのを経験したことないですか?単に古くなって形が崩れるんじゃないんです。精神的エネルギーを抜き取るというか、吸い取るので元の形を保てなくなって崩れるんです。そういう物は食べないでお供えした後、捨ててください。それを食べると腹下りをおこしたり霊障を招きますから。そういうのは食べないで処分してください。

普通の場合でも量が減るんですよ。重さがお供えする前と後とで、変わりますね。本当に、施餓鬼(せがき)供養などの時は、本当に飢えて苦しんでる御霊達がたくさん寄ってくるから、全部形が崩れていきますね。お茶なんかも色が変わったりしますね、お供えすると。

そのようにお団子でもお餅でもご飯でも単なる物ではなくて精神的なエキスがあって形を保っていますから、それを吸い取りに来るんです。それで満足するんです。「これは単なる物だから供えても霊体に対して意味がない」っていうのは、唯物的な現代風の認識にすぎないんですね。お花などもあの世の御霊からすると非常な慰めになって、お花から元気を頂けて、立ち直ったり蘇生していくのが御霊なんです。

それと今のご質問で付け加えねばならないことはこういう事もあるんです。それは太平洋戦争、太平洋戦争でなくても戦国時代に飢えて亡くなったり、あるいは戦争で殺された、戦国時代の人たちでもいいですけども、飢えたり恐怖で亡くなった方で、すぐ生まれかわってくる場合もあるんです。太平洋戦争で例えば飢えて亡くなったとしますね。それは御霊として先祖霊の一体として、あの世にとどまっているばかりではありません。すぐに生まれ変わって、今、生きていて一生懸命食べて美食家になっているっていう人もいます。

本当に満たされないで早くに亡くなると、人生を繋ぐかのようにすぐに生まれ変わって来ることがあるんです。そういう人はすごく美食家になることがあります。皆さんはそうじゃないですよね。(笑)皆さんの御家族とかお友達にはそういう人がいる事は大いにあり得ます。異常なほどの美食家の場合は。

太平洋戦争には限りませんけども、戦国時代だとか大和時代だとかいろいろありますけれども、そういう時代に満たされないとその反動として食に走るってことがあるから、そういう時は前世からのカルマがあるからそれだけそれを自分が自覚して、神様にすがって、よく祈って、お力を頂いて、自分の態勢の立て直しを図っていって、初めて克服できるようになるんですね。人間にはそういう所があります。

質問者:先ほど、アメリカとの友好関係を保ちつつ、中国や東アジアとの関係をも良くするように努めるべきというお話だったんですが、それらの国では教育的なことから、日本に対してあまり良い感情を持っていない方も今もたくさんいらっしゃると思うんですけども、その国が中国や東アジアといい関係を築いていくという事は、もちろんなんですけども、個人的に自分達ができることってなんですか?

浅野:はい、良い質問だと思います。例えば国会議員だから国の政策としてできることや、その役目もあるけれども、じゃ、一般国民だとその為にできないかというとそうではなくて、政治家にはできないことを一般国民だからこそできることだって一方にはあると思うんですね。例えば、国の政策として天下り的にいろんな政策の手を打っていくっていうのはむしろ、末端のことであって、本筋はむしろ国民の一人ひとりがこういう事に気づいて、お友達になって作っていけばいいんですよ、中国人の。

あるいは自分がミュージシャンだったら、中国に行って中国でライブの活動をするとか。あるいは中国から来ている人達の音楽活動に自分が積極的に参加したり協力したり応援するとか。お友達のお友達が中国人とお友達だから「友達の友達は友達」って言いますでしょ、昔から。ですから、その友達を自分の家に招いて、自分の手料理を中国人の友達に食べさせて仲良くなるとか、そこでいろいろ日本と中国の情報交換をして、せめて自分達だけでも個人レベルで誤解を解いて仲良しになるとか。

それを草の根運動的に一人ひとりができる範囲で動いていけばそれが1番根強くて着実な友好関係への本道だと思うんですよね。「自分は何もできない、知り合いもいない、無力だ」って思うかもしれないけども、ちょっと範囲を広げていけば、何かしらできる事はある。


あるいは、今ネットとかメールの時代だから、日本語ででもいろいろ自分でネットを活用して中国にこういう良い印象があって、「中国はとてもいいよね」っていうようなのを出せば、日本語が読める中国の人はたくさんいますから、「日本人でもいい人がいるんだ」っていうのが伝わりますよね。そういういい噂を流していくわけですよ、基本的に。ちょっと知恵をしぼれば出てくると思いますから、またそういうことに自分をフォーカスして、それを祈っていればそういう状況が巡って来たり、その為の知恵も浮かびますから、そこで出来る事をしていけばいいんじゃないでしょうかね。そういう事で時間になりました。

今日は予測と展望についてのお話でした。また別のテーマでもいろいろお伝えできる事がありますので良かったらまた招いてください。皆さんと一緒にまた学んでいきたいと思います。
どうもご清聴ありがとうございました。(拍手)〈了〉