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ニュージーランド地震の意味

2011.02.24 リーディング No.12163

質問:ニュージーランドで地震がありました。日本に近い地域ですが、日本は大丈夫でしょうか。今後の地震や、火山の噴火について予測してください。一方、エジプトのデモはリビアを始めとする近隣諸国、さらに中国にまで及んでいます。また、日本の政治は菅政権の民主党が混迷を窮め、東京都知事選への不出馬を石原現都知事は決めたようです。今、伝えられることをお話ください。

ソース:中東地域における民主化運動の革命ののろしは、年が改まって、まず、エジプトに上がりました。エジプトは、混乱と苦難のプロセスを経て、ついに民衆がこれまでの権威に勝り、長いこれまでの政権に幕が下ろされました。まだまだ前途多難ではあり、課題が多く残されてはいるものの、エジプトは民主化への道を大きく一歩踏み出すことができました。いかにも、古代文明の発祥の地に相応しい、新しい時代の夜明けを告げる、象徴的な出来事でした。

現代は、インターネットが普及しているため、エジプト国のこの動きはエジプトに留まることなく、中東のアラブ諸国へと波及しつつあります。それだけ、これまでの一党独裁的な、一人の特定の人物による独裁政権に対して、それぞれの国の国民が不満を抱いていたということなのです。典型的な格差社会でした。世界の中で、アラブ諸国もまた、例外ではなく、同じ人間として一人ひとりが圧政の重圧の下、貧困に喘ぎ、不自由に苦しみ、このような時を待っていたと言えます。アラブ諸国も例外ではなかったのです。

ここに来てようやく機が熟し、エジプトを発端として、他の国々も、民衆が不満と疑問の中、立ち上がりました。一人や数人ではすぐ捕まえられたり、押さえられてしまいますが、不特定多数が一挙に立ち上がり、しかも力を合わせれば、不可能と思われていた強い権力に対しても影響を及ぼせるし、うまくいけば覆すこともできることがエジプトの国によって証明されたので、潜在的な不満が一気に民衆の反政府デモとして起き始めました。

それはまず、エジプトの隣り国であるアフリカのリビアに波及しました。リビアでもエジプト同様、独裁政権がカダフィ大佐によって、長い間続けられていました。今の所、リビアの最高指導者カダフィ大佐によって反政府デモの先導者たちは、しらみ潰しに一人ひとり捕まえられ、ひどい場合は殺戮(さつりく)されつつあります。その数はなんと、数百人から千人を超えつつあるほどです。果たして、このような横暴な非人道的なやり方が、今後も通用するかどうかです。たとえ一時的に、それが功を奏して、反体制デモなどの動きを鎮圧できたとしても、本当の解決にはなりません。いずれ、また違う形で火を噴き、いずれ遅かれ早かれ、エジプトと同様の運命を辿るようになることでしょう。

すでに大勢として、流れは国民が立ち上がり、自由と平等の民主化へと向かう方向にあるからです。リビアは古代エジプトとも関係していた、縁の深い国なのです。そして、そのような国民の思いと行動の背後に、宗旨宗派を超えた、根源の神のご意志と働きかけがあります。

イエメン、バールーン、イラン、更には、遠い中国にまで波及しつつあります。 不動の態勢を保持してきたとみられる、中国の共産党による一党独裁に対し、13億人の国民が少しずつ、潜在的に疑問と不満を抱き始めています。まだ今のところ、中国における反政府デモは、小さな動きであるため、今の時期に中国全体が民主化される可能性は、小さいのです。それでも、今回の世界的な出来事が、中国に必ずや影響を及ぼし、いずれ時期が来た時、中国もまた、民主化への動きを本格化して、生まれ変わる時が来ることでしょう。

そして、その頃には、隣り国である北朝鮮もまた、中国と連動して、抵抗しながらも、民主化への道を歩むようになる可能性が高いのです。中国と北朝鮮が民主化される時期は、まだ今はなんとも言えません。それでも必ず、そのような時期が来るはずです。なぜなら、それが根本神の御経綸(ごけいりん)だからです。

イスラム圏内である、アラブ諸国の中東地域で、よもや、長く続いている権威的な政権が倒されることは、誰も想像だにできなかったことです。しかし、潜在的には、問題が少しずつ増え始め、その一方で、国民の目覚めが進んでいたのです。そして、その背後には根本神がおられます。世界の動きは、中東地域にも知られ、同じ人間として、イスラム諸国の国々にも影響を及ぼしていたということです。

かつて、アメリカ合衆国が、ニューヨークのマンハッタンに林立するツインタワーを破壊された時、ビン・ラディン氏は捕まえられなかったものの、アフガニスタンの首謀者たちを粛清(しゅくせい)し、焼きを入れました。さらに合衆国は、イラクの独裁政治に対して、深く介入し、当時の大統領フセイン氏を捕まえ、国を改めさせようとしました。しかし、合衆国のアフガニスタンに対して、またイラクに対しての行きすぎた干渉は、世界の人々の批判の的となり、アメリカは思うほどうまくいかず、国が弱体化し、世界のイニシアティブをとることが困難になりました。

どんなことにでも時期があります。今がその時期と言えます。自然発生的に、国民自体の側から、その国その国が目覚めて、国の体制を解体し、その国に応じた新しい政治や、国の営みの体制ができていくのです。 宗教や価値観、ライフスタイルなどに応じた、また、自然環境と、それに伴う暮らしに応じた、それぞれの国に適した国の形が模索されていくのが、神の望まれるONE的なあり方です。押し付けや統一ではいけません。

その方向で、背後に、目に見えない力とご意志が動き始めた結果、機が熟し、エジプトやリビアに大きな動きが出始めています。
それは、ある意味で激震、激しい権威に対する揺さぶりです。そのような折り、文字通り激震が太平洋地域を襲いました。ニュージーランドの大地震です。

マグニチュードの規模や亡くなられた方の人数としては、大規模とは言えませんが、それでも人命の数で、大きいとか、大したことがないなどとは言えません。少ない人数でも亡くなったり、建物が倒壊すれば、それは重大なことに変わりはないからです。とりわけ、日本にとっては、地理的に近いばかりではなく、日本人の好む国の一つとして、日本人にも愛され、親しまれ、日本人が多数、観光や留学、研修などで訪れている身近な国です。

実際、今回の大地震では、亡くなっている方や、行方不明の方の多くが日本人で占められているのです。これはとても、他人事とは思えません。日本と同様の、太平洋にある小さな島国です。気候が温暖で、自然も残され、主に白人の人たちですが、親日国(しんにちこく)として、カナダやオーストラリアやイギリスなどと並んで日本人にも喜ばれている身近な国の一つです。

地理的、心理的に日本に近いというばかりでなく、物理的に、環太平洋造山帯の一環として、日本と同様の火山国です。 日本の九州の新燃岳が振動を起こし、火山が噴火しました。新燃岳の噴火や空振と、今回のニュージーランドの大地震とは、関連しています。同じ環太平洋造山帯に属する所として、太平洋に動きが出始めているのです。最近はTPP(環太平洋経済連携協定)が話題にもなっています。

広く捉(とら)えれば、地球生命体が、アラブ諸国や中国、そして、太平洋には自然の地震と噴火活動として、生まれ変わろうと胎動を始め、その動きが世界の各地域に、それぞれの地域の課題やカルマ、学び、目的、特性に応じた動きとなって出始めています。カルマが解消し、天の試練に遭いながら、その試みの中で、それぞれの地域の人たちが、課題に向き合い、対応してクリアしようとする中で、浄化を受け、鍛えられ、新しい時代に備えられようとしているのは、ヨハネの黙示録の記述さながらです。

噴火と、地震とは、関連しています。 今後の地震に関してですが、日本か、日本の近隣地域に、今年から来年にかけて、中程度規模以上の地震が起きる可能性があります。昨年は、日本に地震は起きないと予告しました。その通り、昨年は、日本に大きな地震は起きませんでした。しかし、今年から来年にかけて、日本か、日本の周囲の地域に中程度かそれ以上の地震が起きる可能性があります。おそらく、太平洋側でしょう。それ以上は、今は特定できません。

日本の政治に関して見るならば、数年前まで自民党の政権として、父親、あるいは祖父が、総理大臣であった者が首相となりましたが、いずれも短命政権で終わりました。安倍氏、麻生氏、福田氏の3代、それが続きました。日本の国民は、自民党ではもうだめだと痛感させられ、民主党が与党となりました。 政権交代として、国民は喜び、大きな期待をかけ、民主党政権の幕が開けました。

それなりに、成果を上げつつありますが、まだまだ経験不足と、力不足もあって、課題の多い日本の国を舵(かじ)取りし、問題解決を図って、力強く改革を推進する程には至っていません。一方では、小沢一郎元代表の扱いと進退を始め、分裂や問題が生じかねません。

改革を望む人たちばかりでなく、安全で、これまでのものを守ったり、保証してほしいという思いも日本人にはあって、改めてほしいという気持ちと、あまり変えないでほしい、むしろ、無難に行なえるようにしてもらいたい、という気持ちとが暗に感じられます。そのため、思い切った改革も難しく、周りの反応を窺いながら、ためらいつつ、着手しています。今の時点で、自民党に戻しても、悔いが残るという気持ちが、国民の大多数を占めています。

では、自民党でも民主党でもない、別の党ではどうかということで、中では、みんなの党が支持され、人気を集めているものの、政権を執るにはあまりにも小さく、頼りないものがあります。公明党は特定の一宗教と分かち難く結びついています。では、いっそのこと、民主党と、自民党の大連立はどうかという案もあります。大連立というより、ここで必要なことは、民主党と自民党が、潰し合いではなく、それぞれの良いところを出し合って、歩み寄り、協力する体制が理想的なのです。

今、内部で分裂し、力を削ぎ合うような政治では、それでなくても難しい日本を再建することは、おぼつきません。単なる迎合や妥協ではなく、また、単純な大連立でもなく、民主党や自民党が理解し、力を合わせて、距離を保ちつつ、それぞれ分担して、国を営むような関係性が求められるのです。果たしてそのことに日本人がいつ気づき、認め、実現させるか。それでも、今述べられたものに近い形になる可能性はあります。また、そうでもしない限り、もはや、限界であると気づくようになるからです。

今年の日本の政治にそのことが、うまくいけば起きる可能性があります。現時点において、述べられるのはここまでです。これからも、日本と世界の動きを見守り、各自、自分の所でするべきことを、超作で、精一杯励みながら、根本の神のお心に沿う動きとなっていくよう、祈りましょう。

リーディングを終了します。

(ありがとうございました)〈了〉

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Reader:ヨハネ・ペヌエル

浅野 信
新時代がすでに始まっています。このコーナーでは、ARIのオリジナル・リーディングのうち、時事の問題や未来予測に関するものを特にピックアップして掲載しました。

目的は、新時代の留意点を述べ、その方向性を示すことです。内容には、いわゆる「予言」も多少含まれています。

「予言」と言いますと、世間一般では、どうしても暗くて恐い、人々を威嚇するような否定的予言が多いのですが、真の予言はそうではありません。

私が世に示したいのは、希望の指針です。“どうなるか”という予測や透視的診断よりも、“どうなると良いのか”、“そのためにはどうすると良いのか”といった対策です。さらには、その際の心構え、知恵、それ以上に思いやり、配慮の大切さなどについてです。

これは難題や厳しい現実に目をつむったり、軽く捉えることではありません。むしろそれらをさえ生かす方向で意欲的に取り組むことへのお勧めです。

今のような難しい大事な時世に、このメッセージ・リーディングをご自身のため、また愛する大切なご家族、友人、さらには社会のために、どうぞご活用ください。