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2011年の総括

2012.1.6 リーディング No.12675

質問:2011年に起きたさまざまな出来事とその霊的意味、天の意図をお伝えください。2011年の総括をお願いします。

ソース:2011年は日本人にとってつらくて悲しい試練の年でした。その内容の種類と程度に各自違いはあれ、誰においてもそのような大変な年となりました。今の日本人と日本の国土にとって、そのような厳しい状況や世相になるということは偶然ではなく、やはり法則に従い、目に見えない世界の顕れ、反映としてそうなったのです。

現代文明の典型であり、成長神話の象徴でもある原発が自然の脅威によって爆発し、放射能汚染で苦しむことになったのは、天からの警告であり、あり方の見直しと是正が求められていることを表しています。人は常に、個人としても人類という集合体としても、根本の神さまによって育て導かれています。その育て導かれているということが、現実の具体的なさまざまな出来事や状況として、顕れ出てくるのです。

そうであるからこそ、出来事メッセージと言われ、一番の元では神が事を起こされる以上、それが必要で善であるため、「起きたことを素直に喜び、受け入れましょう」ということです。受け入れることで成長が起き、カルマが解消し始め、現実も好転していきます。さらに現実に適切に超作で、一つひとつ対処していくことで問題の解決が図られ、状況が改善され、整ってきます。これが、出来事によって人が訓練され、導き育てられているという、地球学校のあり方です。体験学習、訓練です。

2011年は何と言っても、3月11日に起きた東日本大震災が、重大な出来事でした。3月11日の本震で終わらず、余震が大きな規模で数十回から数百回にもわたって続きました。本震自体も、地震としては類例がないほど長い時間揺れ続けました。そのため、地震ばかりでなく津波が発生し、東北から関東にかけての太平洋沿岸が、津波のひどい被害に見舞われてしまいました。地震と津波の影響によって、福島第一原発が耐えきれずに爆発し、放射能汚染が始まってしまいました。そのような中で支援活動も始まりました。

また、試練を乗り越えさせる神からの恩寵として、7月17日には、サッカーの女子ワールドカップ・ドイツ大会の決勝で、日本代表が世界ランク1位のアメリカ合衆国をPK戦で破り、初優勝を果たしました。なでしこジャパンが世界一に輝いたのです。これは嬉しい、励ましと癒しの出来事でした。ARIでは、親鸞聖人750回忌にちなんで、ヨハネの誕生日に合わせ、「甦る親鸞」京都巡礼の最中でした。

中近東では民主化の動きが始まりました。まず、エジプトで長く統治していたムバラク大統領が辞任し、エジプトが口火を切りました。それに刺激されていくつかの近隣諸国にも、その動きが始まりました。

リビアでは、それまでのカダフィ派と反カダフィ派の国民評議会の攻防戦が長く続き、ついに10月に入って、反カダフィ派が優勢に転じ、カダフィ大佐が見つかり、その場で射殺されました。

一方、5月にはアメリカ同時多発テロの容疑者、オサマ・ビン・ラディン氏が見つけられ、米軍によって殺害されました。東日本大震災に見舞われた年に、10年前に起きた9・11事件の首謀者が見つかり射殺され、清算されることも起きたのです。

天変地異の自然災害は、東日本大震災の本震と余震、そしてそれによる津波で留まりませんでした。大型台風の12号と15号が日本に上陸し、大変な水害に見舞われ、被害を受けました。また、タイ国でも洪水で、甚大な被害がありました。交通や流通に深刻な影響が出て、日系企業の工場の多くも、操業停止に陥りました。

2011年は概して、水による被害が目立った年となりました。霊的には聖霊降臨、水による浄化と言えますが、物理的な次元においては、それは苦しく痛ましいことでした。原発の爆発は火の被害ですから、水と火の両方の被害を受けました。夏も暑く酷暑でした。これも火による災いと言えるでしょう。本来、火水(かみ)と表現されるくらい、人間をはじめとする生き物に不可欠のありがたい火と水です。その自然が味方してくれるか、牙を剥くか。それは人類の意識や心のあり方、また生活や行動の仕方いかんによります。それがカルマの法則だからです。

7月24日には、被災地である岩手、宮城、福島を除く44の都道府県で、アナログ放送が予定通り終了し、地上波・デジタル放送に移行しました。また、東京の北東部のスカイツリーが完成に近づき、当初の予定の634mに達しました。

大阪では11月下旬、府知事選と大阪市長選が投開票され、新市長には橋下徹前知事が当選し、大阪W(ダブル)選挙において維新が圧勝しました。

10月には米アップル社の共同創業者、スティーブ・ジョブズさんが56歳の若さで亡くなりました。それによって伝記がベストセラーにもなりました。

また、変わったところでは、プロレス漫画のタイガー・マスクの主人公伊達直人を名乗る人物からのプレゼントが各地で見つかりました。

東日本大震災に見舞われる少し前に、すでにニュージーランドで強い地震があり、日本人の被害も出てしまっていました。リーディングではその事を重大なことと受け止め、同じ環太平洋造山帯に属するため、いずれ遅かれ早かれ日本にも、地震が来ることが予告・警告されました。すると果たして東日本大震災が起きたのです。

大相撲では八百長メールが発覚し、問題がこじれ、カルマの清算を受けさせられました。タレントの島田紳助さんの引退も、日本のニュースとして取り上げられ、騒がれました。このように2011年は、これまで続いていた問題が発覚し、清算を受けるということが目立ちました。

オウムの裁判も終結しました。しかし、大晦日の日、まだ見つかっていなかった3人の指名手配のうちの1人が出頭してきて、まだオウム事件が終わっていないことが、示されました。それでも3人のうちの1人が清算される方向に向かっていったのです。

中国では7月に、無謀な運転により追突・脱線事故が高速鉄道であり、40人もの方々が亡くなりました。

東日本大震災によって、節電が必要になり、電力使用制限令が開始されました。国民が節制する方向に、神さまによってこういう形で、導かれ始めました。

国産のスーパーコンピューターが世界一の首位を奪還することもありました。小笠原諸島と平泉が世界遺産に登録されました。平泉は岩手と宮城の県境の辺りにあり、被災地に位置していました。天然のウナギが発見されるということもありました。

SF小説『日本沈没』の著者、小松左京さんが亡くなりました。日本沈没を予言したのは、リーディングの先駆者エドガー・ケイシーですが、日本では小説家の小松左京さんが、『日本沈没』という小説を書いて、以前話題になっていたのです。その方が、日本水没を思わせるような大震災と津波の起きた年に、他界されたのです。

エドガー・ケイシーの日本水没の予言が行われたリーディングの中では、ヨハネ・ペヌエルの転生の予告もされていました。その意味ではケイシーのその世界予言リーディングが成就したのは、2011年と言えるでしょう。それが法然上人800回忌、親鸞聖人750回忌の年である、2011年に成就しました。ここに、大震災と日本水没、ヨハネ・ペヌエルの登場、親鸞の死と再生、ARI――の霊的関連が読み取れます。

毎年恒例となっている12月中旬の京都・清水寺でのその年を表す漢字は「絆」が選ばれました。絆の大切さとありがたさです。絆はご縁、縁起、すなわちONEに通じます。大変な中でそのようなつながりの必要性と大切さが、日本人に改めて認識されたのです。「ご縁」「絆」「お蔭さま」、そのような感謝と喜び、謙虚さ、助け合い、支え合い、そのような魂に関わる大切なことが日本人の中に自覚され始めたのです。

世界的な動きを見ると、長く北朝鮮を統治支配してきた金正日(キムジョンイル)総書記が急死され、代わって三男の金正恩(キムジョンウン)氏が継ぐことになり、世界に動揺と不安、波紋が生じ始めています。欧州では、ユーロ危機、財政危機が拡大し、政権交代が相次ぎました。ロシアでも復権や変化が、生じました。

中東における民主化の波の中で、さすがのカダフィ大佐も見つけられ、捕まり、殺害されました。リビアも新生する方向へと、神さまによってお手入れを加えられたのです。

福島第一原発の事故は、世界にも大きなインパクトを与えました。欧州には脱原発の動きが、一部始まりました。アメリカ合衆国では反格差デモが相次ぎ、世界へと波及・拡大しました。世界の人口が70億人に達し、超え始めています。

日本に目を転ずるならば、菅首相の政権が終わるようで終わらず、長く続いた末退陣し、ドジョウ内閣と呼ばれる野田内閣が誕生し、移行しました。日本円が戦後最高値を更新し、輸出産業に厳しい試練が始まりました。野田首相がTPP交渉参加を表明し、波紋がありました。続いて、消費増税を積極的に進めようと動き出し、野党ばかりでなく与党の中からも、反対や問題指摘が始まっています。

大震災に伴い、初の計画停電が実行され、まず夏は15%節電が目標となり、国民も黙って従い、企業も家庭もそれに努めました。静岡の浜岡原発が停止され、九州電力ではやらせメール問題が生じました。

小沢民主党元代表が強制起訴され、元秘書3人は無罪とされました。食中毒も問題になりました。特にユッケで集団食中毒があり、食の世界でも問題が明るみになりました。宮崎と鹿児島との県境に位置する霧島連山、新燃岳で約300年ぶりの本格的なマグマ噴火が始まりました。

科学の分野ではiPS細胞において進展し、成果が着実に出始めています。米国のスペースシャトルが7月、国際宇宙ステーションへの飛行を最後に、引退しました。9月と10月には、米国とドイツの古い人工衛星が海上に落下しました。事前に落下地点がわからずに、警戒が高まり、人々の不安が募りました。今後の課題となりました。

脳死の子どもから初臓器移植が行われました。

光の速さを超える素粒子を観測したとの発表が9月にありました。もしこれが事実だとするなら、アインシュタインの特殊相対性理論が覆(くつがえ)ることになり、話題になりました。欧州合同原子核研究機関の加速器から、イタリアの研究所に打ち出されたニュートリノが光速を上回ったという知らせが届きました。これに関しては反論も多く、結論は今後の検証によるものです。素粒子の研究においては12月、万物の質量の起源、ヒッグス粒子の兆候を捕えたとする発表もありました。これも2012年以降、検証され判明されていくことでしょう。

北極ではオゾンホールが観測され、フロン規制後も続く問題が、明らかとなりました。温暖化現象の問題は原発と並んで、長期的な人類と地球の深刻な課題となっていくことでしょう。

2011年にはこのようにさまざまなことがありました。これらによって、現時点の人類と地球のありよう、課題と特徴、学び、カルマ、今後の方向性を読み取ることができます。これらを正しく理解し、受け止め、超作で対処していくことで、宇宙創造神のお心に沿って2012年をより良いものとしていくことができます。

正しく理解し、素直に受け止め、神のお心の方向でよく祈り、各自置かれた状況の中で、自分の立場を自覚し、自分のするべき事とできる事を行い、現実に対応していきましょう。

神との関わりで、すべてが創造され直し、解消解決していくことでしょう。神は常におられ、人類を愛と知恵をもって鍛え、試み、育て導いてくださっておられるからです。そのことを感じ、信じ、そこに立脚して生きなさい。 

リーディングを終了します。

(ありがとうございました)〈了〉

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Reader:ヨハネ・ペヌエル

浅野 信
新時代がすでに始まっています。このコーナーでは、ARIのオリジナル・リーディングのうち、時事の問題や未来予測に関するものを特にピックアップして掲載しました。

目的は、新時代の留意点を述べ、その方向性を示すことです。内容には、いわゆる「予言」も多少含まれています。

「予言」と言いますと、世間一般では、どうしても暗くて恐い、人々を威嚇するような否定的予言が多いのですが、真の予言はそうではありません。

私が世に示したいのは、希望の指針です。“どうなるか”という予測や透視的診断よりも、“どうなると良いのか”、“そのためにはどうすると良いのか”といった対策です。さらには、その際の心構え、知恵、それ以上に思いやり、配慮の大切さなどについてです。

これは難題や厳しい現実に目をつむったり、軽く捉えることではありません。むしろそれらをさえ生かす方向で意欲的に取り組むことへのお勧めです。

今のような難しい大事な時世に、このメッセージ・リーディングをご自身のため、また愛する大切なご家族、友人、さらには社会のために、どうぞご活用ください。