HOME > アカシック.リーディング > メッセージ・リーディング 20120208

2012年の展望

2012.2.8 リーディング No.12714

質問:2012年立春を迎え、本年の日本と世界に関して、胎蔵界的、金剛界的観点で予測し、展望し、併せて留意点、対処法もお示しください。

ソース:今年は年が明けると、まずオウムの指名手配3人のうちの1人が、大晦日の深夜に出頭したニュースが入ってきました。年が変わるほんの1時間ほど前に、出頭してきたのです。そのニュースが元旦に、世間に伝えられました。これによって昨年秋のオウム関連の裁判が、まだ完全には終わっていないことが明らかになりました。

それでも着実にそのことが清算され、収束する方向に向かい出していることが、示されたのです。その容疑者と数年にわたって行動と生活を共にしていた女性の信者も、その数日後に姿を現しました。これによって少しずつですが、オウムの隠された全容が、明らかになりつつあります。

神は、愛と正義と知恵のお方です。いずれ真実を明らかにし、審判を下されるお方なのです。悪や不正が隠されたまま終わることはなく、この世でもあの世でも、時が満ちると真相が明らかになり、正当な審判が下るのです。これは出来事メッセージという以上に、神による天の法廷での審判です。

キリスト教では、終末には最後の審判が厳粛に執り行われることが信じられています。特に聖書の最後に置かれたヨハネの黙示録には、そのことが記されています。悪が長く栄えることはないのです。

この世は一見すると、不正と矛盾とに満ちた非合理な、また非合法な世の中に見えます。しかし広い範囲にわたって長い時間をかけて見るならば、善も悪も必ず清算され、つじつまが合うのです。報われるのです。人間がいろいろ不適切なことを思ったり意図したり、実際に行ったりしても、背後で神さまが働かれ、帳尻を合わせるようにしてくださるのです。

元旦早々には、関東の広い地域にわたって地震がありました。元旦に関東から福島にかけての広い地域で、揺れがあったのです。その後、富士五湖を中心として、震度5弱の中規模の地震もありました。

昨年3月の東日本大震災の本震以来、余震が東北から北関東にかけての地域に限らず、日本の広い範囲にわたって、数十回から数百回にわたり、続いています。一度収まってきてもまたどこかで揺れが観測されているのです。今年に入っても元旦から地震に見舞われ、人々の恐れや不安はいっこうに止むどころか、募るばかりです。

東大の地震研究所でも、京都大のほうでも、首都直下型大地震の確率を算出し、人々に警告を発し、地震に備えるように注意を促しています。東大の地震研究所では、首都直下型大地震の起きる確率は4年以内に70%という、非常に高い確率を出しています。その内容の真偽や正確さはともかくとして、人々は実際に日本で数限りなく頻発している地震を体験する中で、恐れの中、いたたまれない気持ちで日々を過ごしています。

物理的により正確に算出し、人々が実際的に備えていくことは必要なことなのですが、霊的には信仰が試されているのです。また、心の育成や魂の目覚め、開発、成長などが、事の重要ポイントなのです。物理的に対策することだけに人々は走っていますが、肝心の点が抜けているのです。また、物理的に割り出すことは、あくまで可能性の程度であって、実際にどうなるかということとは、また別のことです。

自分がその時、おるべき所でするべき事を周りを思いやりながら適切に行うことこそが、人の生きる基本です。そのようにしていれば、まだ生きる役目や必要性や学びがあるうちは、人は死ぬことはないのです。物理的な対策は必要ですが、何が事の本質なのかをよく見ていき、本末転倒にならないように、地震に関しても、また他のことに関しても、今後人の認識や対応が見られていくことになります。

それで、今後の展望をすると、昨年は年頭の予告通り、災害や争い、戦争など、困難なことが日本でも世界でも頻発しました。昨年は予告通り、災害と試練の多い、変化の年となったのです。

エジプトやリビアをはじめとする政変や、北朝鮮のトップが亡くなり、三男に交代するなど、政治的な変化が著しい年でした。イランの核の問題、シリアの保守派と反体制とのぶつかり合いがあり、日本でも民主党の政権が不安定で、迷走しました。政変をはじめ、それに伴う戦争や争いが多かった年でした。

欧州EUの経済危機もありました。日本も大震災のあおりを受けたことばかりでなく、全般的に経済的な苦境に立たされた年でした。円高が異常なほどに起きて、輸出と輸入のアンバランスが見られ、TPPに参加するかどうかで意見が真っ二つに分かれ、収まりませんでした。

日本国内では、3月の東日本大震災における巨大地震とそれに伴う大津波による被害、そして古い傷んだ福島第一原発が大きな揺れと津波によって大きく破損し、放射能が飛散し、日本を被いました。それによって原発問題が表面化し、浮上しました。文明自体が危機に陥り、現代の文明のあり方自体が問われることになったのです。

神さまはこのような形で、人々に試練を与え、考える機会と改める機会と清算する機会をお与えになったのです。科学技術や文明のあり方の見直しばかりでなく、人々の生活様式や心の認識や捉え方、さらに魂の問題までが、そこには含まれているのです。

社会体制や文明のシステムばかりでなく、むしろそれらをもたらしそれらに乗った、人間自体のあり方や魂の状態こそが、問題になっていることに気づかねばなりません。今の人間自体が問われているのです。

地震が頻発する場合、2つの捉え方があります。1つめは、地震が起きることで、少しずつ地震をもたらすエネルギーが分散して解消し、消費され、それによってしばらくは地震が起きずに済むという、楽観的な認識です。もう1つはそれとは対照的に、地震が頻発すると、地殻が不安定になったり歪(ひず)みが生じ、拍車がかかってますます大きな地震を呼び込みやすくなるという厳しい見方です。最近はこの後者のほうに傾いています。

しかしもともと、地震が起きるのは単に物理的なところに原因があるからではなく、世界も人間も、物理的な物だけから成っているのでなく、心や魂があります。そしてその全体を神さまが司っておられます。そして神は人間を愛をもって教育し、試し、育て導かれます。起きることは社会現象ばかりでなく、自然の動きも含めて、人間が自ら招いているばかりでなく、神によって意図されていることです。単なる機械的物理的な現象以上のものが、起きることにはあるのです。いわゆる出来事メッセージです。

特に人間に関わることは、人間が招きもたらしている、カルマ的な部分が多分にあります。心の内側で気づき、レッスンを学んで成長を遂げ、あり方を正すことが重要なのです。「なぜ今の時、地震に見舞われなけれなばらないのか」「それによって何が意図されているのか」を正しく読み取り、それに適切に応じていくことが重要なのです。

今年は世界でも日本でも、大きな地震は起きないことでしょう。すでに昨年3月の東日本大震災直後から一貫して、このことを伝えてきています。そのとおり今年は、世界的にも日本においても、昨年のような巨大地震による大きな被害は起きないことでしょう。
 
昨年は2つの大型台風が日本に上陸し、大変な被害をもたらしました。昨年は2つの大型台風による水害、その前の東日本大震災による大津波、それからタイの洪水によって、日本の企業の多くが被害を受けました。水害が目立つ年でした。今年はそのような水害や干ばつなども、ほとんどないことでしょう。たとえあっても、小さいものです。

自然の災害も人災も、今年は少ないほうでしょう。中程度の地震や何かの災害はあるにしても、深刻な被害をもたらすようなことは今年は、世界でも日本でも起きないでしょう。もちろん、人々の心がけや行いによっても変わってくることですが、見通しとしては悲観的なものではありません。

昨年は政変が多く、それに伴う争いや戦争が多かった年ですが、今年はそのようなことも少ないはずです。まずまず平穏無事な年となることでしょう。それなりに小さいことや中規模のことは、世界でも日本でも起きますが、昨年ほどではなく、それほどの変化もなく過ごせそうです。

経済面でも大きな危機や変動はなく、やっていくことができそうです。問題がすべて、世界でも日本でも今年中に解決するということではありませんが、少し落ち着き、まとまり、整ってくるということです。

2012年12月のマヤ暦の終了が一部では恐れられていますが、大過なく行きそうです。

昨年は、第二次世界大戦の終戦から66年目でしたので、日本でも世界でもカルマが現れ出て、それで混乱や試練がありました。しかしそれで、人々が何が問題で何が間違っているかに気づかせられ、それに向き合いながら対応し、カルマを果たしつつ、目覚めや成長が求められた、試みの、大変な年だったのです。今年は終戦から67年目ですので、世界においても日本においても、第二次世界大戦のカルマを果たして、少し落ち着いてくるし、見通しも立ってくることでしょう。

広島と長崎への原爆投下の66年後に、福島での原発の爆発が起きたのです。これはカルマを表しています。しかしARIでは、その前に広島復活祭と長崎クリスマス会を執り行い、手を打っていました。カルマが現れ出るのには周期があるのです。カルマは66の数の時に出て、混乱があったり試練があって、大変になりやすいのです。でも、それでカルマが自覚され、解けていくのです。

ヨハネの黙示録にも記されているとおりです。666です。でも、普段から心がけを良くして、愛をもって周りを配慮し、尊び、自分を見つめ、整え、するべき事に励んで、周りのためになろうとしていれば、6の周期も怖くはないのです。カルマが出て解けていき、それが糧になって、次のあり方を迎えられるようになるからです。

災いが来ても、「災い転じて福となる」、それが教えを学んでいたり、お祈りをしていると、起きるのです。そこが大きく違うところです。災い自体を恐れるよりも、それが最小限で済むように、さらにそれが福となってその後を支え、豊かにするようにさせることが大事なのです。

昨年のことを試金石として、同じ過ちを二度としないように心がけ、そして試練で得られた教訓やカルマを解消した糧を携えて、次に進みましょう。そのようにしたら被災された方や亡くなった方も報われます。

一人ひとりが尊い犠牲を代償として払いながら、本当に必要なものは失わず、次につながるように、神が愛をもって計らわれます。犠牲や苦しみがそのままで終わることはなく、悲しみを通しても清められ、心が育まれるように、神のお計らいでバランスを取って人の世の中も自然も動いていきます。

今年は苦境を脱し始めて少し落ち着き、平穏無事に過ごせることでしょう。去年のことを反省し、学び直し、今後のあり方を静かに見ていき、より良いあり方を作っていってください。落ち着いてきたら事がよく見えて、「どういうことだったのか」「これからはどうしたら良いのか」が判明してくることでしょう。

神がいつでもどこでも人類を見守り、その大きな愛と知恵と創造力をもって、力強く優しく、育て導かれます。それが身辺に起きることや一人ひとりの心にも表れることの説明になっているのです。今年は自信を持って落ち着いた中で堂々と、各自がするべきことに着々と励んで、成果を出していく年となることでしょう。そうなりますように。

リーディングを終了します。

(ありがとうございました)〈了〉

2019年

2019.1.11

2018年

2017年

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

2010年

Reader:ヨハネ・ペヌエル

浅野 信
新時代がすでに始まっています。このコーナーでは、ARIのオリジナル・リーディングのうち、時事の問題や未来予測に関するものを特にピックアップして掲載しました。

目的は、新時代の留意点を述べ、その方向性を示すことです。内容には、いわゆる「予言」も多少含まれています。

「予言」と言いますと、世間一般では、どうしても暗くて恐い、人々を威嚇するような否定的予言が多いのですが、真の予言はそうではありません。

私が世に示したいのは、希望の指針です。“どうなるか”という予測や透視的診断よりも、“どうなると良いのか”、“そのためにはどうすると良いのか”といった対策です。さらには、その際の心構え、知恵、それ以上に思いやり、配慮の大切さなどについてです。

これは難題や厳しい現実に目をつむったり、軽く捉えることではありません。むしろそれらをさえ生かす方向で意欲的に取り組むことへのお勧めです。

今のような難しい大事な時世に、このメッセージ・リーディングをご自身のため、また愛する大切なご家族、友人、さらには社会のために、どうぞご活用ください。