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お金との関わり方

2017.10.12 リーディング No.15299

質問お金とは何ですか。お金をどう捉え、どのように扱っていけばいいのでしょう。お金で困らず、恵まれるには、どうしたらいいのでしょうか。ONEの観点からご教示ください。

ソース:お金とは、感謝の印です。ある事に対して、感謝を表すために支払われます。していただいた分だけの額を、お金でお渡しします。その意味でお金とは、ある事に対する価値を表します。ある質の働きが、ある一定分量になった時、その質と量を表す額がお金として支払われます。極めて正当的で、公平です。このようにお金とは、感謝と価値を表す代替物です。

それが働きや価値の実質から独立し、一人歩きするようになりました。さらには良い意図で、時には悪しき意図で、使われるようになりました。本来はしていただいた分、そのお礼として与えられるためのものでした。それが実質の働きや価値あるものから離れ、一人歩きするようになったのです。そうなると、お金本来の意味や目的から離れたような動きもして、お金が時に悩ましい存在となり、お金で罪を犯し、お金で身を滅ぼしたり、誘惑に陥ったりする人たちも、出てくるようになりました。

お金は、人間の存在や働きと別にあるのではありません。元は人間の存在と働きの代替物として考えられ、作られたものにすぎません。それゆえ、お金だけが一人歩きすることはなく、お金が人間の働きや物の価値から独立した動きをすることもなかったのです。もちろんお金をうまく活用することは、可能です。また、それはしていただきたいことです。しかしその場合でも、お金はもともとは、何もない所から作られたような、人間から独立した存在ではありません。お金の良い面に気づき、それを活用しましょう。一方、お金に伴う弊害には気をつけて、控えるようにしましょう。

お金が人間の怠惰や、欲や、悪い意図のために使われてはなりません。また、お金だけが一人歩きして、実際の価値や働きがない所で使われたり動くようなことがあってはなりません。実質の価値と働きがある分、その代替物としてお金が使われるべきです。そうでないと、砂上の楼閣のようになってしまい、もともと実質の価値や働きのない所で価格がつけられ、お金をやり取りし、お金が行き交います。そうなると実質的なものがないので、そのような経済体制は崩壊します。お金が急に失われたりします。お金でトラブルも発生します。

実質的な価値や働きが無いにもかかわらず、お金の操作によってお金が入るような仕組みを設けたり、何も働きをしないままお金を儲けるようなことになると問題です。実質的な働きをして無いにもかかわらず、お金をたくさん手に入れたため、お金とカルマの法則によって身を滅ぼすことになります。実際の価値がそれほど無いにもかかわらず、競(せ)りのようにオークションにかけられた、破格値をつけられることが増えてきています。プレミアムです。本当は千円ぐらいの価値の内容の物なのに、希少価値が高く、また多くの人たちがそれを欲しがって、値段を吊り上げ、本当は千円の価値にもかかわらず、10万円の値(あたい)がつけられたりします。そうするとそれは、実質的な価値に全く釣り合わないため、均衡を回復するような動きを現実に引き起こします。お金に関するトラブルです。

盗みはその最たるものです。実際の価値ある働きや助けをしていないまま、人のお金を横取りする盗みです。こうしてお金のカルマが生じます。そうすると、実質的な働きが無くてある額のお金を取ったので、いずれ遅かれ早かれその分のダメージを、お金か、あるいはお金に代わる何かで被(こうむ)り、損失を出すことにならざるを得ません。

一方、働きをした分よりも少ししか受け取っていないと、お金か、お金に相当する何かで入ってくるようになります。ご奉仕やボランティアはその最たる働きです。あてにしない行い、超作です。捧げられた行い、無償の愛がこれです。

現代における「振り込め詐欺」などは、自分が働かず「濡れ手に粟」と言われるように、自分が人々や世の中のお役になっていないまま、騙しによって人のお金を横取りして、楽して手にします。実際にそのお金の分、人助けをしていないにもかかわらずお金を騙し取ると、そのカルマによっていずれ、お金か、体力か、名誉か何かを、その分失うような結果を招きます。カルマの法則は偽れません。誤魔化せません。公平です。カルマの法則のおかげで、世の中が公正で、秩序が保たれているのです。行えば行ったとおりの結果が出ます。神がこうして宇宙と世の中の秩序を保ってくださっています。

そのため、全てが正当に報われます。実質的な価値と働きに見合う分、お金を支払い、また受け取るべきです。それが健全で公正な世の中です。意図せず、多少不公平になった場合は、最終的に帳尻が合うように、お金か、体力か、何かのエネルギーが動いて、清算が為される現実の動きを招きます。現実の動きはカルマが果たされていくプロセスなのです。全ては正当に報われ、「天網恢恢(かいかい)疎にして漏らさず」、その諺(ことわざ)どおりになります。

イエス・キリストも、しきりとこのカルマの法則について説き明かしました。カルマの法則は、お金の動きに共通しているので、お金の喩(たと)えで主は、「カルマの法則」、すなわち「行いの法則」を説いたのです。お金の話をしているようでいて、実は、カルマの法則を人々に説き明かしていたのです。これがモーセの律法の解説です。

善業(ぜんごう)の貯金をしていきましょう。福徳です。その福徳によって好評を博し、良い貸しを作っていくことで、将来が恵まれ、保障されるようになります。徳積みによって。当てにせずに、人様のために良いことをしていくのです。「困っている人のために陰でお祈りしてあげる」とか、「通りを歩いていて困っている人に声をかけて手を差し延べてあげる」とか、「お金を当てにしないで困っている人を助けてあげる」とか、「物をあげる」とか、「困ったことを引き受けてあげる」とか、「ONEの聞かせてあげる」とか。それが貸しを作っていく生き方です。そうすると将来が保障され、恵まれるようになります。それを当てにしないで、純粋な愛から行うことが、「超作」と呼ばれます。超作によって解脱へと向かい、作ったカルマも許され、解消していきます。カルマは典型的にお金の動きで出やすいのです。

良い貸しを作り、そして善業の貯金を蓄えていきましょう。どんどんして差し上げるのです。人助けをどんどんしていく生き方をするのです。財施、法施などによって。そうすると好評で、人から信頼され、一目置かれ、慕われ、頼られる存在となります。そのような人には自ずと人が集まり、良い仕事が行われるようになるのです。そういう人のもとに人は集まります。そしてそういう人は人を利用せず、それぞれの人を活かし、全体で良い仕事や働きをして、世の中を良くします。そういう人は放っておかれず、助けられ、恵まれます。

人のお世話に徹しましょう。そうすると、自分が何かの時や困った時、人が放っておかず、必ず助けてくださります。また、自分が何かを起こそうとすると、人が協力してくださり、大きな仕事ができます。

十人の人から恩人と見なされている人は、良い人です。百人の人から恩人と見なされ、尊敬されている人は、立派な人格者です。千人の人から恩人と見なされ、尊敬されている人は、偉大な人です。一万人の人から恩人と見なされ、尊敬されている人は、聖者です。十万人の人から恩人と見なされ、感謝され、慕われ、尊敬されている人は、神人(しんじん)――神の人なのです。

このようにその規模や範囲がその人の人格と器を表します。生きる上で「徳」が大事です。器に応じた働きが為されていくのです。その器に応じて救済範囲が広くなり、多くの人を支え、生かし、潤すことができます。そして、死後はその内実と規模に見合う霊界に行きます。

多くの人の生活を保障し、食べさせてあげられる人になれば、神々の一体です。そういう人は他界したら、高い霊界に行き、指導霊や神々の一体となります。その人が地球上に生きているだけで、地球が滅びず、地球や人類が支えられ、守られ、崩壊せずに済みます。そういう人がある地域や国に生きていると、その地域や国が守られ、助かり、恵まれるようになります。エジプトに奴隷に売られたヨセフは、そのような存在でした。その存在が後に、イエス・キリストとなって出て来ました。ヨセフが一段と成長し、力をつけ、大きな器の持ち主として、完成態で出て来たのです。それゆえ「救世主」と呼ばれました。

人間の成長には段階があります。これまでの自分を見直し、現状を踏まえ、次のレベルを各自目指して生きてください。今の自分を整え、活かし、それによってより多くの人を潤し、支え、助けてあげるのです。自分ができることや得意なこと、また自分の義務や仕事などを通して、周りの役に立っていく働きをしていくのです。そうすると周りが助かり、期せずして感謝され、時には、それがお金として返ってきます。そしたらそのお金を元に、お金を有効活用するのです。そうするとお金が良い循環に入り、お金で恵まれ、お金で困ることが無くなります。お金も人を助けるために使っていくのです。

部分的には、自分の癒しや、喜びのために使っても良いです。自分が他者貢献のために自分を動かして、それに対して頂いた額ですから。ただ、自己満足のための使い方は最小限に留め、ほかの部分はできるだけ有効活用して、世の中や人が役立つほうにお金を回します。それによって、そのお金で多くの人が助かります。こうすると、そのお金が増えていくのです。

お金で恵まれる人は、人助け上手の人であり、お金を有効活用してきた人です。出し惜しみする人はお金を倹約し、自分のエネルギーも人助けのためにあまり使いません。義務や仕事のためにしか、お金や、体力や、知恵を使わない人は先が知れてます。その人生の恵みも、お金の恵みも。自分の体力も、お金も、知恵も、時間も、有効活用してこそ増えて、恵まれ、自分も人も潤い、助けとなります。お金は愛のエネルギーなのです。

人それぞれ、その人の特徴があります。どういうことで恵まれ、どういうことでは恵まれないか。どういうことで困り、どういうことでは困らないか。人間関係で困る人、恵まれる人。家族のことで困る人、恵まれる人。自分の健康に関して困る人、恵まれる人。能力や才能で恵まれている人、困っている人。仕事で恵まれている人、困っている人。健康や容姿容貌で恵まれている人、困っている人。お金で困っている人、恵まれている人。そこにその人の特徴が出ています。偶然ではありません。誰でも皆、それぞれの方面で、より良く見なし、活かしたかどうかで、恵まれるか恵まれないかを決めているのです。

今からでも遅くはありません。自分が困っている部分は自己責任です。これからはその部分で困らないように付き合ったり、有効活用することです。例えば人間関係で困りやすい人は、人間を大切にしなかった結果です。それゆえ、これからは人様を大切にし、思いやり、尊び、活用してあげることです。そうすると人との関わりで喜びごとが増えてきて、人との関わりで困ることが減っていきます。

お金で困ってきた人は、偶然ではありません。お金を正しく活用してこなかった結果です。それゆえこれからは、お金を本当の意味で大切にし、感謝し、有効活用し、良いことのために使っていくことです。そうするとお金で困ることが無くなり、お金で恵まれる人になっていきます。「自分がどういうことで困り、どういうことでは恵まれてきているのか」、そこに自分のカルマの特徴が出ています。お金もその一環として位置づけられます。つまり、お金にもカルマの法則が働いているということです。

誰でも皆、数十年生きる人生の中で、パターンや傾向が出ます。それは偶然ではなく、その人の善業(ぜんごう)と悪業(あくごう)の特徴が出ているのです。そのことを知って自分を見直し、再調整しましょう。それによってお金に関しても、トラブルとか、損失とかが無くなるし、お金で恵まれ、幸せになれます。またお金そのものを良いほうに振り向け、活用するばかりでなく、元は自分の存在価値と人様を助ける働きですから、自分を見直し、自分を整え、自分を育成し、自分を十分に発揮して活用し、世の助けとなっていくことです。それ自体がお金です。それがお金に換算されて入ってくるからです。

どんどん自分を活かして良い働きをし、人の助けになっていってください。それがお金の実質です。良い働きをしていれば、いずれそれがお金として入ってきます。自分を出し惜しみしないことです。また、日頃自分を整え、見直し、自分作りに励んでいることです。そのようにして出来てきた自分を十分に活用して、人のお役に立っていくことです。それがお金となって与えられていくのです。自分を活かして役立った分、その分のお金として入ってくるのです。そしたらお金に感謝し、人々にも感謝し、そのお金を良いほうに回すのです。

悪いほうとか意味のないほうにお金を使うのではなく、また単に貯めるだけでもなく、生活費とか最小限の自分の楽しみに使って、後はお金を良いことのために使うのです。そうするとそのお金自体が人を助けるわけです。それによってお金がさらに増えてきます。良いほうのプラスの利子の法則です。お金で恵まれている人や、お金で人を助けている人は、どこかでこの法則に気づいて、それを身につけ実践している結果です。今からでも遅くはありません。まずは今あるお金を元に、良いほうにお金を使っていったりお金に感謝し、本当の意味でお金を大切にすることです。

無駄なことや好ましくないことにはお金を使わない、回さないことです。意味のあることや価値のあること、また人助けのためにこそ今あるお金を使うのです。あるいは自分作りのためにお金を使うのです。今あるお金を、何にどのぐらい当てていくかということが大事です。例えば月々20万円として、その20万円をどのように割り振りしていくか。何にどのぐらいお金を使っていくかが大事です。その時点のその人の価値観を表します。何にどのぐらいお金を当てていくかが。自分の価値観を見直す良い機会です。

お金が活きるように、お金が悲しまないように、意味のあることや必要なことや為になる良いことのために使っていきましょう。そうするとそのお金が活きてくるので、お金が循環し、入ってきます。自分を活かして人を助けていく働きそのものをするか、あるいはその結実としてのお金そのものを有効活用して、人助けや世の中のためになるか。どちらでも良いのです。

体力がある人は体力を提供して、人助けしてください。知恵がある人は知恵を活用して、人助けしてください。お金がある人はお金を活用して、人助けしてください。英語力がある人は英語力を活用して、人助けしてください。パソコンの技術がある人はパソコンの技術を有効活用して、人助けしてください。自分の仕事を通して行っても良いし、ご奉仕やボランティアで行っても良いのです。

有意義な人生を送り、生命エネルギーを有効活用してください。お金の一番の基は生命エネルギーだからです。その生命エネルギーの基は神です。すなわちお金の基は神なのです。神さまという生命エネルギー、すなわち愛の凝縮したお金を尊び、そのお金が活きてきて報われるように、振り向けていきましょう。お金を通して人が助かり、自分も成り立たせていただけることでしょう。出したものが入ってくる。それが法則です。エネルギーもお金も出し惜しみせず、より良く提供し、活きるようにしてあげましょう。それが愛の生き方です。

(ありがとうございました)〈了〉

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Reader:ヨハネ・ペヌエル

浅野 信
新時代がすでに始まっています。このコーナーでは、ARIのオリジナル・リーディングのうち、時事の問題や未来予測に関するものを特にピックアップして掲載しました。

目的は、新時代の留意点を述べ、その方向性を示すことです。内容には、いわゆる「予言」も多少含まれています。

「予言」と言いますと、世間一般では、どうしても暗くて恐い、人々を威嚇するような否定的予言が多いのですが、真の予言はそうではありません。

私が世に示したいのは、希望の指針です。“どうなるか”という予測や透視的診断よりも、“どうなると良いのか”、“そのためにはどうすると良いのか”といった対策です。さらには、その際の心構え、知恵、それ以上に思いやり、配慮の大切さなどについてです。

これは難題や厳しい現実に目をつむったり、軽く捉えることではありません。むしろそれらをさえ生かす方向で意欲的に取り組むことへのお勧めです。

今のような難しい大事な時世に、このメッセージ・リーディングをご自身のため、また愛する大切なご家族、友人、さらには社会のために、どうぞご活用ください。